日本生命は、「人生100年時代」をお一人おひとりが「安心して・自分らしく」より豊かに生き、“明るい”長寿時代にすることをサポートするため、『Gran Ageプロジェクト』(※)を推進しています。
本コラムでは、豊かに、明るく長生きするために参考になるような情報をご紹介します。
(※)詳しくはこちら→「マンガでわかるシニアライフ応援ブック」
(充実したセカンドライフを送るためのヒントをご紹介しております。是非ご覧ください。)
掲載コラムのご紹介
2018年12月3日
本コラムでは人生100年を“より良く”生きていくために、これまで健康のこと、お金のこと、社会とのつながりや生きがいのことなどについて、ジェロントロジー(高齢社会総合研究学)にもとづくメッセージをお伝えしてきました。さらに前回は人生後半のライフデザインの描き方を考えてみました。ただ、理想の「人生100年」の生き方を個人の努力(自助)だけで実現させることは難しいところもあります。社会がその理想に応えていく必要があります。その視点は様々なことがありますが、今回は特に筆者が必要と考える3つのことについて述べてみたいと思います。
2018年11月5日
人生100年を“より良く”生きていくうえで、これまで健康のこと、お金のこと、社会とのつながりのことなど様々なテーマに注目して考えてきました。事前に準備しておくこと、心がけることも多かったと思います。今回はそれらを含めて、全体として人生をどのように設計していくのがよいのか、特に50歳からの後半人生の設計方法について(青写真の描き方まで)考えてみたいと思います。
2018年10月1日
人生100年を“より良く”生きていくうえでは、人と人との“つながり”は大切です。特に高齢期は、生きがいの面や、暮らしにおける支え合いの面においても重要です。最期まで人とつながり支え合って暮らしていけることが望まれます。その中心になるのは配偶者(夫婦)だと思いますが、高齢期の婚姻状況はどのような実態にあるのでしょうか。今回は、高齢期の「夫婦」、また「親しい友人」の存在に注目して、高齢期の“つながり“について考えてみたいと思います。
2018年9月3日
人生100年を“より良く”生きていくうえで、判断(選択)すべきことは様々あります。その中でも、どこでどんな住居で暮らしていくかという“暮らし方(住まい方)”の判断は非常に重要です。現役時代は仕事の関係などから住む場所(地域)も自由に選択できなかったかもしれません。しかし、リタイアした後はその制限がなくなります。住む場所を含めて暮らし方をリセットすることも不可能ではないでしょう。ただ、そのことがいいのかどうかということも含めて、人生100年だからこそできる暮らし方(住まい方)について考えてみたいと思います。
2018年8月6日
人生100年時代、高齢期は特に多くの自由な時間があります。その時間をどのように過ごしていくか、前回(第22回)は“働く、活躍する”をテーマに取り上げましたが、今回は“高齢期における学び”に注目したいと思います。学ぶことについては、何でも好き、テーマによっては好き、学ぶことは嫌い、あるいは高齢になって何故学ばなければならないかなど、その受け止め方は人それぞれだと思います。ただ、学ぶことを通じて人生の可能性が拡がるなどの効果は期待できるのではないでしょうか。高齢者の学びに関する実態等を確認しながら、“高齢期に学ぶ”ことについて考えてみます。
2018年7月2日
人生100年時代、年齢に関わらず自分らしく社会の中で“活躍”し続けることは、健康や生きがいにもつながる大切なことです。特に「就労」という形で活躍し続けることは、高齢期の経済基盤を支えていくことにもなります。こうした話は、各種メディアの報道からも昨今よく見聞きされていることかもしれません。ただ、いざ自分が高齢期に活躍し続ける、働き続けることに対して、具体的な考えやイメージをもたれているでしょうか。今回は、“高齢期に働く”ことに注目しまして、筆者の考えであったり、社会の変化の情報をお届けしたいと思います。なお、この話の前提としては、「定年」がある仕事をされている人を念頭においている点、あらかじめご了承ください。
2018年6月19日
人生100年時代、高齢期を最期まで安心して過ごすために、「お金」の備えは必要です。前々回(第19回)は「介護」、前回(第20回)は「医療」とお金の関係を見てきましたが、今回は「葬儀・お墓とお金」の関係に注目します。人生最期のときいくら必要なのか、これは“自分らしく最期まで生きるため”に備えなければならないことと言えるでしょう。公表されているデータ等からその実態を探ってみたいと思います。
2018年5月7日
人生100年時代、高齢期を最期まで安心して過ごすために、「お金」の備えは必要です。前回(第19回)は、「介護とお金」の関係について見てきましたが、今回は「医療」に着目します。病気になれば当然、治療等のためにお金が必要になります。特に、高齢期はその費用が増加することが予測されます。しかし、いったいどれくらい必要になるのでしょうか。もちろん、病気の種類や治療の方法や期間によって、その費用は異なるわけですが、一般的な費用の水準を知っておくことは「備える」ために必要です。公表されているデータ等からその実態を確認してみましょう。
2018年4月2日
人生100年時代、長生きできるのは本来喜ばしいですが、人生が延びると同時に不安を募らせてしまうのが「お金」のことではないでしょうか。本コラムの第4回と第5回で、高齢期に向けた「備え」の必要性について述べましたが、今回はもう少し具体的なお金の"水準"について見ていきたいと思います。その1回目として、「介護」に着目します。介護はいつまで続くかわかりませんし、サービスの内容も非常に複雑なので、一体いくら位かかるのか、わかりづらいものです。公表されているデータから、必要な介護費用の水準感について確認していきましょう。
2018年3月5日
高齢期の健康に関する心配ごととして、「認知症」の存在は無視できないと思います。かつて私が70-80代の方々にインタビュー調査を行ったときも、「死ぬことよりも認知症になることのほうが怖い。絶対になりたくない。」と多くの人が話されていました。ただ近年になって、“認知症は予防できるかもしれない”というニュースをよく見聞きします。今回は、私たちの将来にとって光明とも言えるその情報をお届けしたいと思います。
2018年2月5日
ヒトは加齢が進むに従って、徐々に心身の機能が低下していきます。人生100年時代、できるだけ長く健康を維持して自立した暮らしを続けていきたいものですが、そのためには、どのようなことを心がけていけばよいのでしょうか。第17回からは、「元気(健康)」について、特に高齢期に向けて心がけるべきことや知っておくべき情報をお届けしたいと思います。今回は、「フレイル」と「オーラル・フレイル」がテーマです。
2018年1月9日
人生100年時代を「安心して・自分らしく」、より豊かに生きていくには、生活するのに必要な「①備える」、「②健康」、社会や家族との「③つながり」、そして「④生きがい」が大切な要素であることをこれまでお伝えしてきました。今回からは、それぞれの要素について今一度掘り下げながら、長生きを応援する情報をお届けしていきたいと思います。第16回では、人生の長さを決定する「寿命」について注目します。
2017年12月4日
本コラムでは、第1回「人生100年時代の意味」を考えることからスタートして、第4回以降は、人生100年時代を「安心して自分らしく」より豊かに生きていくために必要な「①備える」「②健康」、家族や社会との「③つながり」、「④生きがい」に関する話をお届けしてきました。今回は、これまでの話を踏まえ、高齢期全体を俯瞰的に捉えるなかで、"どのような生き方・老い方が理想なのか"考えてみたいと思います。
2017年11月6日
人生100年時代、長生きすることは私たちに多くの恩恵をもたらします。第13回でご紹介したように、高齢期は多くの時間があり、たくさんの楽しみを経験することができます。そして、長く生きることで今までなら経験できなかった「未来」を経験できる、それ自体が大きな恩恵であり、楽しみや生きがいにつながるものと考えます。先立つ人がしばしば、「将来の子供や孫の成長した姿を見れないことが辛い」という言葉を残すように、長生きに伴い「未来」をより長く見ることができるという価値に私たちは改めて気づく必要があるのではないでしょうか。今回は、長生きに伴いどのような「未来」の姿を見ることができるのか、少し覗いてみたいと思います。
2017年10月6日
第12回では、心を元気にする楽しみ、生きがいを見つけることが、健康で長生きするための一つの方策となりうる話をご紹介しました。何を楽しみと感じるかは人それぞれではありますが、具体的にはどのようなことが挙げられるでしょうか。今回は、高齢期における楽しみの“中身”に注目します。
2017年9月4日
人生100年時代、日々の暮らしで欠かすことのできない大切な要素に「楽しむこと」があります。何を楽しみと感じるかは人それぞれではありますが、楽しみがあるからこそ、辛く苦しいことがあっても乗り越えられるのではないでしょうか。楽しみは生きがいにつながり、人生を豊かなものにしてくれます。今回は、楽しみ・生きがいと高齢期の関係に注目します。
2017年8月7日
第10回では、人との関係は幸せの重要な要素であり、社会とのつながりが長生きにも影響する話をご紹介しました。人生100年を歩んでいく上で、人や社会とのつながりは重要ですが、高齢期は退職や友人らとの永遠の別れ(死別)などで、そのつながりを失う機会も少なくありません。しかし、失うだけでなく、新たに築いていくことも大切です。そうしなければ、やがて「孤立」という現実を迎えてしまう可能性もあります。今回は、“高齢期に新たなつながりを築く方法”について考えます。
2017年7月3日
いつまでも幸せを感じながら年を重ねていきたいものですが、実際どのようなことを意識していく必要があるのでしょうか。幸せを感じる理由は人それぞれであって、一つの正解があるものとは言えないものの、遠い過去から日進月歩で積み重ねられる幸せを追究する研究から様々なことがわかってきています。その中で特に重要視されているのが社会や人との『つながり』です。今回は“幸せとつながり”に注目します。
2017年6月5日
何歳になっても常に幸せを感じながら過ごしたいものです。しかし、年は重ねたくない、長生きするのは不安だと考える人も少なくありません。実際、高齢者はどのように感じているのでしょうか。今回からは高齢期の“幸せ”をテーマに、知っていただきたい研究成果等をご紹介していきます。
2017年5月8日
年を重ねると、認知症にならずに、記憶・判断能力を失わずに、最期まで暮らしていけるかどうか、不安を持たれる方は少なくないと思います。実際、加齢と脳の関係はどうなっているのでしょうか。今回は、研究成果から導かれる2つのことをご紹介したいと思います。
2017年4月3日
日本人の平均寿命は戦後から毎年伸び続けていることは、よく知られていると思いますが、“若返り”ながら長生きできるようになっていることをご存知でしょうか。今と昔の高齢者の体力等を比較すると、今の高齢者が“若返っている”ことが、いくつかの調査研究結果から明らかとなっています。
2017年3月6日
人生100年時代を生きていく上で、「健康」は大切です。誰もが「最期まで元気でいたい」と考えるのではないでしょうか。ではどうすればそのことを実現できるのでしょうか。今回からは、高齢期の「健康」をテーマに、いくつか参考にしていただきたい情報を複数回にわたって紹介していきます。
2017年2月6日
人生100年時代を生きていく上で、若いときから「備える」ことは重要です。何に備えるかは、前回(第4回)に述べた「お金」のことだけではありません。自分の「健康」のこと、「介護」のことなど、あらかじめ考え備えておくべきことは少なくないでしょう。今回は前回に引続き、高齢期を安心して過ごすために必要な「備え」について考えてみます。
2017年1月10日
人生100年時代を「安心して自分らしく」、より豊かに生きていくには何が必要でしょうか。その人により必要であり大切なことは異なると思いますが、ここでは、明るく豊かに長寿時代を過ごしていくために、生活するのに必要な「①備える」「②健康」、家族や社会との「③つながり」、そして「④生きがい」の4つのテーマを取り上げてみたいと思います。まず今回は、「①備える」の中でも、高齢期に備えるお金について、中心に考えてみましょう。
2016年12月5日
人生100年時代、「高齢期」をどのように過ごしていきたいかと聞かれたとき、皆さんはどのように答えられるでしょうか。子どものときはよく、大人になったら何になりたいか、聞かれたものですが、大人になってからも常に先の人生における自分の希望(生き方ニーズ)を考えることは大切です。
2016年11月7日
人生100年時代を“より良く”生きていくには、後半の人生である「高齢期」を“より良く”生きていくことが大切です。その「高齢期」について、あなたはどのようなイメージをもたれているでしょうか。
2016年10月3日
「何歳まで生きられるのか」、その答えは生きている間はわかりません。最期の時を迎えてようやくわかることです。ただ、多くの人は漠然と、平均寿命くらいまでは生きられるのではないかと考えているのではないでしょうか。