人的資本
従業員の企業年金における取組
当社では、従業員向けの企業年金として、規約型確定給付企業年金(以下、「当社DB」)と企業型の確定拠出年金(以下、「当社DC」)を実施しています。
当社DBにおける取組
【日本版スチュワードシップ・コードの受け入れ】
当社DBでは、日本版スチュワードシップ・コードを受け入れており、委託先金融機関との対話等を通じて、投資先企業の持続的成長と当社DBの収益拡大を目指しています。
【アセットオーナー・プリンシプルの受け入れ】
当社DBでは、アセットオーナー・プリンシプルを受け入れており、加入者等の最善の利益を勘案して、その資産を運用する責任を果たしてまいります。
【従業員への情報開示】
DBは、事業主が資産の積立・資産運用を行い、加入者の退職金等を準備する制度であることを踏まえ、当社DBでは、運用状況、財政状況、委託先運用機関との対話状況等について、加入者へ年1回の情報開示を実施しています。
【加入者向けの研修・アンケート】
当社DBでは、加入者一人ひとりのサステナビリティ意識向上・理解浸透を図るため、年金制度や責任投融資に関する研修やアンケートを実施しています。
当社DCにおける取組
【運用商品ラインアップの見直し】
DC(企業型)は、事業主が掛金を拠出し、その掛金を従業員が自ら運用して退職金等を準備する制度であることを踏まえ、当社DCでは、従業員の資産形成に資するため、定期的に運用商品ラインアップの見直し等を実施しています。
<直近行った運用商品ラインアップの見直し>
【継続的な投資教育】
当社DCでは、加入者がDC制度への理解を深め、資産運用に必要な知識を習得するために、継続的な投資教育を実施しています。
<投資教育のラインアップ(一例)>
直近の投資教育では、元本確保型商品のインフレリスクを説明するとともに、加入者の利回り分布や利回り上位層・下位層のポートフォリオ比較について情報提供を行い、改めて加入者自身で運用状況を確認することを促進しています。