健康や体型の維持のために、運動が大切だと感じている人は多いでしょう。ところが、実際に運動を行っている人は、特に若年であまり多くありません。文部科学省が20歳以上を対象に行った「体力・スポーツに関する世論調査(2013年実施)」によれば、「週1日以上の運動をしている」割合は、60〜70歳代では6割程度であるのに対し、20〜40歳代では4割程度にとどまっています。
運動を行っている割合の低さに伴ってか、20〜50歳代は運動不足を感じている割合が高い傾向があります。たとえば、20歳代では、運動不足を「大いに感じる」と「ある程度感じる」を合わせて、およそ8割が運動不足を感じています。運動を行っている割合が高い60〜70歳代でも、運動不足を感じている割合は半数を超えています。