iDeCoで選べる
運用商品には
「投資型商品」と
「元本確保型商品」の
2つがあります。
積立てた元本が運用によって増減する商品です。バランス型と国内外の株式型・債券型の5タイプに分類されます。
国内外の株式・債券を組合せた商品。異なる資産への分散投資が自動的に行えます。
複数の国内企業の株式に投資する投資信託。価格変動リスクが高い商品ですが、高いリターンも期待できます。
国内で発行された複数の債券に投資する投資信託。金利リスクや信用リスクのある商品ですが、比較的安定したリターンが期待できます。
複数の海外企業の株式に投資する投資信託。価格変動リスクに加え為替リスクもある商品ですが、国内株式型より高いリターンが期待できます。
海外で発行された複数の債券に投資する投資信託。金利リスクや信用リスクに加え、為替リスクもある商品です。
元本に利息がつきながら、少しずつお金が増えていく安全性の高い商品です。一方で、物価の上昇が利息を上回ると、実質的に資産価値が減少するリスク(インフレリスク)があります。
決められた利率で運用され、満期時には元本と利息が支払われます。中途解約時には、金利水準等により解約控除がかかる場合があります(元本を下回る可能性があります)。預金よりも利率が高い傾向にあります。
決められた利率で運用され、満期時には元本と利息が支払われます。中途解約時には、当初の利率よりも低い中途解約利率が適用されます(元本を下回ることはありません)。
長期の資産形成を
効果的に行うために、
運用の基礎知識を
押さえておきましょう
リスク(価格のブレ幅)とリターン(投資した結果(収益率))は、“コインの裏表”と言われています。つまり、高いリターンを期待できる商品はリスクも高くなり、リスクを抑えようとすれば期待できるリターンも低くなります。商品によってリスク・リターンは異なりますので、運用を始める前にしっかり確認しておきましょう。
「分散投資」とは投資対象等を分散して投資することです。1つの運用商品だけに投資した場合は、それが値下がりすると大きな損失を受けますが、複数の異なる値動きの運用商品を組合せることで、リスクを抑えながら、安定的な収益を期待することができます。
「長期投資」とは短期間で売買を繰り返すのではなく、長期にわたって運用商品を保有することです。
値動きのある商品を長期的に保有することで収益のブレ幅が小さくなり、安定的な収益を期待することができます。
iDeCoは老後の生活資金を育てていく制度です。短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的に安定した収益を目指しましょう。