皆さんの家にある家電やパソコンなどの電化製品は購入してどれくらい経ちますか?新社会人となり、新たな生活の準備に家電などの電化製品を揃えた人はまだまだ新品同様でしょうか。また、必要最低限の物だけ購入してこれから揃えていくという人もいるでしょうし、学生時代から1人暮らしでずっと同じ電化製品を使っている人もいるかもしれません。
家電や自動車、家具といった、1度購入すれば長期間使用することができ、比較的高額なものを「耐久財」といいます。内閣府は、毎年3月に主な耐久財の買い替えるまでの使用年数(2人以上の世帯)を調査しています。最新の調査(2017年3月)によると、エアコン(13.6年)、冷蔵庫(13.3年)、洗濯機(10.2年)と、10年を超える耐久財が多くあります(図表1)。また、2000年代半ばには買い替えサイクルが5年未満と比較的短かったパソコンやカメラも使用年数が長期化しています。さらに、ここ2〜3年の動向をみると、どの商品も使用年数が長期化しています。