地球環境への取り組み
主な取り組み
かけがえのない地球環境を次世代へ継承することを目指し、「気候変動問題への取り組み」「プラスチック問題への取り組み」「生物多様性への取り組み」の3つの軸に沿って、環境保護への取り組みを推進しています。
当社の気候変動・生物多様性に関する取り組みについては、「気候変動・自然関連レポート」にて公表しております。
The English edition is planned for release in March 2026
気候変動・生物多様性への対応
地球温暖化に伴い世界各地でさまざまな自然災害が観測されており、気候変動問題は喫緊のグローバル課題です。また、プラスチックの海洋への流出や、世界規模での生態系の破壊など、環境問題への対応も求められます。当社は、気候変動問題への対応を含めて、“豊かな地球を未来につなぐ”ことを経営に関する重要な事項の一つとして「サステナビリティ重要課題」に掲げており、脱炭素社会の実現に向けて、グループ会社やビジネスパートナーとともに積極的に各種取り組みを推進しています。
引き続き、TCFD、TNFD、GFANZ*が公表している「金融機関のネットゼロ移行計画」のフレームワーク・ガイダンスに沿って、開示を進めていきます。
なお、「ガバナンス」「リスク管理」「指標・目標」については、まとめて冒頭に表記しています。
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*Glasgow Financial Alliance for Net Zero
TCFD・TNFDの開示フレームワーク
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*1自然や生物多様性の状況は、場所によって異なるため「場所」による違いを重視
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*2セクター別または地域別(国、バイオーム、生態系 等)
ガバナンス
当社は、中期経営計画(2024‐2026)において、事業運営の根幹である「サステナビリティ経営」のさらなる高度化を掲げる中で、気候変動・生物多様性への取り組みを経営に関する重要な事項の一つとして捉えています。
経営会議の諮問機関であるサステナビリティ委員会・リスク管理委員会等では、気候変動や生物多様性に関する戦略およびリスク管理等の検討を踏まえ、環境問題が当社経営へ与える影響を含めた経営計画を協議・決定しています。
加えて、これらの委員会での審議結果については、経営会議・取締役会に報告し、経営会議では業務執行の統制、取締役会では重要な業務執行の決定および監督を行っています。
リスク管理
リスク管理については、気候変動を含むさまざまなリスクが全体として会社に及ぼす影響を統合的に管理する観点から、統合的リスク管理を実施しています。
指標と目標
当社は、気候変動問題の解決およびネイチャーポジティブへの貢献に向けて、資産運用領域および事業活動領域において、各種目標を設定しています。
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| 2024年度実績 | 2030年度目標 | 2035年度目標 | 2040年度目標 | 2050年度目標 | |
|---|---|---|---|---|---|
| GHG総排出量(スコープ1+2) | ▲50.3% | ▲45%以上 | ▲60%以上 | ▲73%以上 | ネットゼロ |
| 対2010年度 | 対2013年度 | ||||
| GHGインテンシティ(スコープ1+2,対2020年度) | ▲36.7% | ▲49%以上 | ー | ー | |
| GHG削減寄与量 | 471万t/年 | 1,500万t/年 | ー | ー | |
| 脱炭素ファイナンス枠 | 約2.4兆円 | 3兆円 | ー | ー | |
| CO₂排出量(スコープ1+2+3) (全排出量、グループ全体、対2013年度) |
▲30.0% | ▲51%以上 | ▲60%以上 | ▲73%以上 | |
| CO₂排出量(スコープ1+2) (自社管理部分、日本生命単体、対2013年度) |
▲68.6% | ネットゼロ (▲100%) |
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| 再生可能エネルギー比率 (自社契約部分、日本生命単体)* |
56.7% | 100% | |||
| GHG排出量は削減目標を導入 | (上記) |
ネイチャーポジティブへの貢献 事業活動領域
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自然と共生する世界の実現 | ||
| 脱炭素ファイナンス枠の目標を導入 | |||||
| CO₂排出量に加え、年1%の電気使用量削減、 毎年1億枚ペースの紙使用量削減 |
(上記:CO₂排出量) | ||||
| 水、廃棄物、その他環境に影響を与える項目の目標設定を検討 | ー | ||||
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*事業活動領域のグループ全使用電力における再生可能エネルギー比率については、2040年度までに100%の目標を決定
2050年度に向けたロードマップ
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*「Jブルークレジット®」はジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)の登録商標です。
気候変動への対応
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への対応
近年、地球温暖化により自然災害が頻発するなど、気候変動問題が喫緊の課題であり、2015年に採択されたパリ協定やIPCC*報告書、日本政府の方針等で示されているように、気候変動問題に対し社会全体での対応が必要です。
当社は、気候変動問題への取り組みを経営に関する重要な事項の一つと捉え、脱炭素社会の実現に向けて積極的に各種取り組みを推進しています。
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*Intergovernmental Panel on Climate Change(気候変動に関する政府間パネル)。5~7年ごとに報告書を作成し、気候変動に関する最新の科学的知見を提供
気候変動問題に関する国際的な動向と当社のあゆみ
気候変動問題への対応については、国内外において議論が進められています。
当社は、国際的な動向も踏まえながら、気候変動問題に取り組んでいます。2001年に制定した「環境憲章」に基づき、地球環境保護への取り組みが全ての人類・企業にとって最重要課題であると認識し、企業活動のあらゆる分野で環境に配慮した行動に努めてきました。
2018年12月には、金融安定理事会により設置されたTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言へ賛同し、気候変動がもたらすリスクや機会の分析、CO2・温室効果ガス排出量削減目標に向けた取り組み等を実施し、毎年開示内容を充実させています。
また、CO2・温室効果ガス排出量削減目標については、国内外の動向をふまえて、設定(引上げ含む)をしています。
今後は、より包括的かつ国際的に統一された基準であるISSB開示基準に基づき、開示を進めていきます。
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| 社会動向 | 当社の取り組み | |
|---|---|---|
| 1889〜 |
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| 1972 |
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| 1979 |
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| 1992 |
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| 1997 |
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| 2000 |
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| 2001 |
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| 2015 |
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| 2016 |
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| 2017 |
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| 2018 |
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| 2019 |
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| 2020 |
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| 2021 |
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| 2022 |
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| 2023 |
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| 2024 |
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| 2025 |
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戦略
当社では、気候変動によって当社事業へもたらされる影響(リスク・機会)を事業活動領域と資産運用領域のそれぞれで認識しており、気候関連シナリオを用いた分析結果を踏まえ、リスクコントロールやレジリエンス(強靭性)を高める取り組みを推進しています。
リスク・機会の認識・特定
当社では、気候変動によって、次のような物理的リスク・移行リスク・機会が、短期・中期・長期の時間軸でもたらされる可能性があると認識しています。
リスク・機会
当社のシナリオ分析にて使用するシナリオ
気候変動が当社事業に与える影響について、上記の表のリスクと機会を対象に複数のシナリオを用いて分析しています。資産運用領域はNGFS*シナリオ、事業活動領域は主にIPCCシナリオを使用しています。
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*Network for Greening the Financial System(気候変動リスクに係る金融当局ネットワーク)
シナリオ分析の対象
特定した物理的リスク・移行リスク・機会のうち、次のものを対象として、シナリオ分析を行っています。
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| 分類 | シナリオ分析の対象 | 分析した時期 |
|---|---|---|
| 物理的リスク |
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2021年度 |
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2022年度 | |
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2022年度 | |
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2023年度 | |
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2024年度 | |
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2024年度 | |
| 移行リスク |
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2022年度 |
| 機会 |
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2022年度 |
資産運用領域
「気候変動に伴う資産運用ポートフォリオ」*1のリスクと機会を測定する手法として、NGFSシナリオをもとに、MSCI社が提供する「Climate Value-at-Risk(CVaR)」*2を用いた分析を行いました。
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*1当社ポートフォリオは国内外株式、国内外社債を対象に試算
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*2CVaRは、気候変動に伴う企業ごとの株式や社債などの資産価値への影響(リスクと機会)を評価するもので、気候変動に関する政策変更・規制強化に伴うコストである「政策リスク(移行リスク)」および低炭素技術等に伴う収益機会である「技術機会」、自然災害等に伴うコストと機会である「物理的リスク」の三つの項目を分析することで、気候変動に伴う資産運用ポートフォリオのリスクと機会を定量的に把握することが可能
CVaR
気温上昇シナリオ別の分析では、「政策リスク」や「技術機会」において、おおむね気温上昇を抑制するシナリオほど、資産価値に与える影響が大きい結果となりました。また、「物理的リスク」については、気温が上昇するシナリオほどリスクは増大する傾向にありました。
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※当レポートにおける資産運用にかかる投融資先企業の温室効果ガス排出量関連データは、MSCI ESG Research LLCが提供するサービスを用いてデータを取得し、算出しています。当該数値は外部ベンダーのデータに依拠しており、当社はこれらの数値の正確性について保証するものではございません。
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※本書に含まれる特定の情報(以下「情報」)は、MSCI Inc.、MSCI ESG Research LLC、またはその関連会社(以下「MSCI」)、もしくは情報提供者(総称して「MSCI関係者」)により提供され、スコア、シグナル、その他の指標の算出に利用されている場合があります。情報は社内利用のみを目的としており、事前の書面による許可なく、全部または一部を複製または配布してはなりません。情報は、いかなる有価証券、金融商品、商品、取引戦略、または指数の売買の提案・推奨、あるいはその取引の促進を目的とするものではなく、将来のパフォーマンスの指標や保証を意味するものでもありません。一部のファンドはMSCI指数を基にしたり連動するものもあり、MSCIはファンドの運用資産額やその他の指標に応じて報酬を受け取る場合があります。MSCIは指数調査と特定の情報との間に情報隔離を設けております。情報単独では、どの証券をいつ売買すべきかを判断するために使用できるものではありません。情報は「現状のまま」提供されており、利用者は情報の使用に関して全てのリスクを負うものとします。MSCI関係者はいかなる場合も、情報の独自性、正確性、完全性を保証せず、明示的・暗示的な保証を一切放棄します。MSCI関係者はいかなる誤りや脱漏に関しても責任を負わず、情報の利用に関連して生じる直接的、間接的、特別、懲罰的、結果的もしくはその他あらゆる損害(逸失利益を含む)についても、たとえその可能性を知らされていた場合でも一切責任を負いません。
こうした分析結果を把握したうえで、今後、インテグレーションやエンゲージメントを通じた投融資先企業の後押しによる、気候変動関連のリスクと機会を考慮した取り組みを行っていきます。なお、こうした気候変動の定量モデルに関しては、分析手法が発展段階であるという事情も考慮し、関連動向を注視しながら、リスク評価手法の調査・分析を継続していきます。
事業活動領域
気候変動、とりわけ地球温暖化は、生命保険事業にさまざまな影響を及ぼすと想定されています。当社では、IPCCが提示した2℃上昇と4℃上昇の場合のシナリオを用いて、2050年や2100年における、生命保険事業への影響についてのシナリオ分析を行っています。
シナリオ分析を行うにあたり、発生頻度・確率が比較的高いと想定されるリスク事象の発生頻度・確率と当社収支への影響度を基にヒートマップを作成し、重要性の高いリスク事象から順次、シナリオ分析を実施しています。
定性面だけでなく、可能な限り、定量的な分析を行うと共に、数多く存在するリスクの中で、優先度・影響度の高いものから取り組んでいます。
発生頻度・確率が比較的高いと想定されるリスク事象と当社収支への影響度
将来(2050年から2100年)の気温上昇が+4.0℃の場合の健康影響を想定*した結果、当社にとって影響が大きいのは、以下の3点であることが確認できました。
- ①地球温暖化による暑熱・熱中症
- ②災害や異常気象による洪水
- ③災害や異常気象による強風・高潮
感染症や大気汚染等についても、今後分析を行っていきます。
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*環境省「気候変動影響評価報告書」、米国CDC「人の健康への気候変動の影響」等を参照
影響度が高いリスクに関する詳細結果
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※影響額は保険金等支払額の増加額、建物被害額等
今後は分析の範囲の拡大と、分析を精緻化すると共に、シナリオ分析で得られた影響を軽減するような適応策についても検討していきます。
夏季の暑熱・熱中症による死亡率・死亡保険金額への影響
2021年度に、夏季の暑熱・熱中症による死亡率・死亡保険金額への影響を試算しました。2024年度は国立環境研究所が作成した熱中症シナリオ分析を基に、日本気象協会の協力を得て、最新の熱中症による死亡者数・搬送者数を想定しました。その結果、将来(2050年-2100年)の気温上昇が+4.0℃の場合、熱中症による死亡者数は6.9倍程度増加し、当社への影響額は84億円程度になる計算結果が得られました。
気候変動関連による死亡率・死亡保険金額への影響のシナリオ分析結果
2024年度はニッセイ基礎研究所・気候変動リサーチセンターの協力を得て、IPCCで示されている共通社会経済経路(SSP)を基に、全般的な気候変動を表す指標を作成し、気候変動関連死亡者数の増減に関する新たなシナリオ分析を実施しました。その結果、SSP5-8.5シナリオでは2090年前後には単年度死亡者数が2030年前後と比較して5.8倍程度増加し、当社の死亡保険金額が312億円程度増加する可能性があるとの試算結果が得られました。
生命保険事業における影響分析高度化に向けた研究機関との連携
2050年や2100年のといった将来における気温上昇時の健康影響に関する研究機関等の研究は、いまだ限られる状況であり、当社経営に及ぼす影響は明らかになっていません。引き続き、研究機関等とも連携しながら、事業活動領域における影響分析の高度化、およびリスクへの適切な対応策の実施に向けて取り組んでいきます。
| 国立研究開発法人 国立環境研究所 |
暑熱による死亡数増加について研究
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|---|---|
| 一般財団法人 日本気象協会 |
洪水による死亡数増加について研究
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| 株式会社 ニッセイ基礎研究所 |
日本の地域毎の気候変動指数化について研究
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| 国立大学法人長崎大学 | プラネタリーヘルスに関連する共同研究
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国立大学法人長崎大学との連携協定について
当社は、国立大学法人長崎大学とともに、プラネタリーヘルス実現に向けた取り組みの推進と強化、発展を企図し、連携協定を締結しました。今後は、プラネタリーヘルスに関連する共同研究を実施する他、社会での実装に向けた活動および国際的理解向上に向けた活動に取り組んでまいります。
連携協定締結式の様子
(2025.10.20)
資産運用領域における取り組みの具体内容
気候変動問題は、地球環境の基盤を維持するうえで解決すべき重要な社会課題であり、多くの企業やプロジェクトに投融資する機関投資家である当社にとって、果たすべき役割や貢献できる領域は大きいと認識しています。
そうした考えは以前から重視しており、特に2017年のPRI署名をきっかけに取り組みを加速させています。同年には、「ESG投融資の取組方針」(当時)の策定をはじめ、テーマ投融資の目標を設定し、グリーンボンドなど環境領域に資する投融資を推進してきました。それ以降は、テーマ投融資の内枠となる目標として脱炭素ファイナンス枠の設定や、NZAOA(ネットゼロ・アセットオーナー・アライアンス)等の国内外のイニシアティブにも加盟することで、気候変動問題の解決に向けた意見発信や情報収集を行ってきました。
資産運用ポートフォリオの温室効果ガス排出量について、2050年度ネットゼロを目指すとともに、取り組みを着実に推進するため、2030年度中間目標に加えて、2035年・2040年中間目標(総排出量)を新設し、継続的に排出量の削減状況をモニタリングしています。なお、排出量削減にあたっては、資金提供と対話の両面で取り組みを進めています。
資金提供
資金提供面では、脱炭素に貢献する企業やプロジェクトへの投融資を対象とした「脱炭素ファイナンス枠」3兆円(2017-2030年度)の目標を設定しており、2024年度末時点で約2.4兆円まで投融資実績を積み上げています。
一方、日本は地域特有の課題から急速な脱炭素化の実現が困難な環境の中で、多排出産業の段階的な排出量削減を支援するトランジション・ファイナンスの必要性が高まっています。こうした背景も踏まえ、当社は、パリ協定に準拠したトランジション・ファイナンスの定義や具体的な基準値等を明示した「日本生命トランジション・ファイナンス実践要領」を策定・公開しています。今後も、企業の脱炭素支援とともに信頼性・透明性の高いトランジション・ファイナンスの基盤作りへ貢献していきます。

対話(エンゲージメント)
対話の面では、気候変動のテーマに関する企業への情報開示要望を継続的に強化しています。
2022年度から、投資先排出量の約8割を占めるスコープ1+2排出量上位先等78社には、2050年度ネットゼロに向けた削減ロードマップの策定・開示を要望し、約9割の74社が開示しています。
また、2023年9月からはスコープ3排出量上位先49社に排出量削減に向けた取り組み内容の開示を要望し、約6割の29社が開示する等、削減取り組みの進捗を確認しています。
スコープ3排出量削減に向けた取組内容の開示が充実した事例

事業活動領域における取り組みの具体内容
事業活動領域のCO2排出量把握・公表の基本姿勢
2018年度から、日本生命単体のCO2排出量の公表をスタートさせました。CO2排出量の把握・公表にあたっては、GHGプロトコル・環境省サプライチェーン排出量ガイドラインに沿って、幅広くCO2排出量の把握を行うことに努めています。スコープ3についても、幅広く把握することに努めています。また、国内・海外のグループ会社の排出量について把握・公表しています。
事業活動領域のCO2排出量
当社における、生命保険などの事業活動に伴いCO2を排出する主な項目は、保険の営業活動での移動手段としての自動車の使用(スコープ1)、オフィスとして使用するビル・建物での電気の使用(スコープ2)、保険のご提案などで使用する紙の使用(スコープ3)、その他、従業員の通勤や出張、郵便(スコープ3)などです。当社は2050年度総排出量ネットゼロの目標を設定しており、中間目標として、2030年度▲51%以上、2035年▲60%以上、2040年▲73%以上削減の目標を設定し、各種取り組みを進めています。(目標はいずれも対2013年度比)
また、2024年度よりグループ会社の算定対象に、ニチイグループを含めたことで、当社のCO₂排出量は従来の2倍程度に増えており、昨年度までの合計CO2排出量は29.0万t-CO2(対2013年度▲30.0%)となっています。2030年以降の目標達成に向けては、着実に取り組みを推進しています。
(スコープ1)EV車・PHV車・FCV車・HV車の導入推進

松山支社西条営業部のEV車
社用車として使用する自動車についてCO₂排出量の少ないEV車*1・PHV車*2・FCV車*3・HV車*4の導入を段階的に進めていきます。
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*1Electric Vehicle(電気自動車)
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*2Plug-in Hybrid Vehicle(プラグインハイブリッド自動車)
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*3Fuel Cell Vehicle(燃料電池自動車) : 酸素と水素を「燃料電池」に取り込んで発電し、その電気でモーターを回して走る自動車
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*4Hybrid Vehicle(ハイブリッド自動車)
(スコープ2)営業拠点・保有ビルの省エネルギー化に向けた各種取り組み
群馬富岡オフィス
日本生命本店(東館)屋上
オフサイトコーポレートPPA(兵庫県姫路市)
『ZEB』化・ZEB-Ready化等による営業拠点の省エネルギー化
当社は、全国約1,500の生命保険の営業拠点を運営しており、老朽化した営業拠点の建て替えの際には、エネルギー効率の大きな改善、太陽光パネルの設置、木造化等を通じた脱炭素化に取り組んでいます。2018年7月以降は、ZEB-Ready*1水準での建て替えを実施しており、2024年度末で累計162拠点を竣工しました(ZEB*26拠点含む)。各営業拠点において、おおむね移転前と比較して、20~30%を超える使用電力量の削減を実現しています。
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*1再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物
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*2大幅な省エネルギー化と再生可能エネルギーの導入で、年間の一次エネルギー消費量がゼロまたはマイナスの建築物
太陽光パネルの設置による再生可能エネルギーの導入
当社保有ビルのうち、大阪本店・東京本部などの一部のビルに太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを導入しています。
さらに、当社敷地外(20地点)に当社専用の太陽光パネルを設置するオフサイトコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)*を導入し、当設備で発電した再生可能エネルギー電力を、当社の大阪本店(本館・東館・南館)およびコンピュータセンターに供給しています。
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*電力の需要場所から離れた土地に太陽光発電所を所有する発電事業者が、太陽光発電所で発電された電力を需要家が所有する遠隔の需要場所に供給する契約形態
(スコープ3)ペーパレス化の徹底と物流の圧縮に向けた取り組み
当社では、当社ホームページ・日本生命アプリを通じた情報提供やオンラインでご利用可能なお手続きの範囲拡大など、紙使用量の削減に取り組んでいます。年1回、ご契約者にお届けしている「ご契約内容のお知らせ」や契約成立後にご契約者にお届けしている「契約内容通知書」について、ご同意いただいたお客様につきましては、従来の“郵送通知”に替えるかたちで、“Web通知(メール受け取り後、「ニッセイマイページ」の画面上で確認)”を開始しています*。「ご契約のしおり」についても、原則、ホームページ上で提供しています。
現在は、年間1億枚ペースでの紙使用量削減をKPIとして掲げ、部門横断での取り組みを一層推進しています。
また、支社における事務のWEB化による支社・本部間の社内便の削減や、2022年6月より一部社内便の発送頻度を減らすことで、社内便の発送に係るCO2排出量の削減に取り組んでいます。
さらに、出張による会議をWEB会議に置き換えることで、各種交通機関・航空便の利用によるCO2の排出を抑えています。
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*「ご契約内容のお知らせ」は2021年7月、「契約内容通知書」は2023年3月から開始しています
オフィスでの省エネルギー・省資源取り組み

リサイクルステーション(丸の内ビル)
照明の調節、昼間の消灯や空調設定温度の調整などの節電取り組みを実施しているほか、分別廃棄の徹底、グリーン購入、職員への環境教育を推進しています。また、本店・本部で使用した紙を全てリサイクルする仕組みを構築しています。
生物多様性への対応
2020年時点で、世界の経済生産の半分以上である44兆米ドルの経済価値の創出が、自然に依存しているとされ、自然は経済活動の基盤と捉えられています。世界経済フォーラムが発行するグローバルリスク報告書2025年版では、「生物多様性の喪失と生態系の崩壊」が今後10年の世界的な重大リスクの第2位にランクインしており、注目を集めているテーマの一つとなります。
当社は、2001年に制定した環境憲章において、かけがえのない地球環境を次世代に継承することと、生物多様性の保全に努めることを明記しています。また、資産運用領域では、「自然資本」をサステナビリティ重点取組テーマの一つとして掲げ、各種取り組みを推進しています。
戦略
リスク・機会の認識・特定
当社では、生物多様性の動向によって、次のような物理的リスク・移行リスク・機会がもたらされる可能性があると認識しています。

資産運用領域
リスク分析
投資先企業と自然資本の関係性を把握するため、TNFDで使用が推奨される自然関連リスク分析ツール「ENCORE*」を活用し、当社運用ポートフォリオの国内株式について、業種別にどの自然資本にどの程度依存し、影響を与えているかを評価しました。依存が大きい自然資本は「生息地」や「水」であり、影響が大きい自然資本は「都市廃棄物」「水質汚染」「土壌汚染」「GHG排出」であることがであることが確認できました。
今後は、当該分析結果を踏まえ、投融資や対話の取り組みを検討していきます。
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*国連環境計画等の国際機関や金融機関が共同で開発した、投資先企業の自然資本に対する依存と影響を評価するための分析ツール

取り組みの具体内容
「自然資本」を当社資産運用におけるサステナビリティ重点取組テーマの一つとして設定しております。今後、資金提供と対話の両面から、より能動的に課題解決に取り組んでいきます。また、自然の回復に向けた取り組みに対する資金動員を一層加速するためには、取り組みを評価する尺度が重要であると考え、実用的かつシンプルな指標をまとめた「日本生命ネイチャー・ファイナンス・アプローチ」を公表しました。
| テーマ投融資 | 海洋保全を資金使途とするブルーボンドや、森林整備や絶滅危惧種の生息域調査等を資金使途とするグリーンボンドへの資金提供 |
|---|---|
| ネガティブ スクリーニング |
パーム油生産による森林破壊等の環境問題や強制労働・人権侵害等の人権問題を踏まえ、RSPO*認証未取得のパーム油関連企業への投融資を禁止 |
| エンゲージメント | 「ENCORE」を基に、保有残高上位企業のうち、自然資本に対する「依存」・「影響」が大きい業種を対話先として特定し、当面は対話を通じて各企業の段階的な取り組み・開示充実を後押ししつつ、情報収集や他社事例の紹介を実施。将来的には、企業価値向上の視点を踏まえた要望事項の設定を検討 |
| 協働 エンゲージメント |
生物多様性に関する協働エンゲージメントのイニシアティブである「Spring」に加盟 |
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*Roundtable on Sustainable Palm Oil、持続可能なパーム油に関する円卓会議
日本生命ネイチャー・ファイナンス・アプローチ
自然の回復については、行動の緊急性が極めて高い状況にありながら、GHG排出量という絶対的な測定指標がある気候変動に比して、その複雑性から世界・社会全体での取り組みが思うように進んできませんでした。このような状況の中、取り組みを評価する尺度が重要だと考え、科学的見地に基づきながらも企業のさまざまな事業や取り組みを自然の回復の観点で定量的に測定・評価する手法をまとめた「日本生命ネイチャー・ファイナンス・アプローチ」を公開しています。
事業活動領域
環境影響の分析
TNFD 事業活動領域の依存と影響の全体像

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*本部・研修所等、支社、営業拠点の合計
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※2024年度データ(一部推計)
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*1主要国内グループ3社(日本生命、大樹生命㈱、㈱ニチイホールディングス)
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*2国内グループ8社
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*3国内グループ8社、海外グループ3社
「Locate」フェーズの手順を踏まえた重要拠点の評価
2024年度は、当社の直接営業拠点、全拠点について、TNFDのLEAPアプローチ*における「Locate」フェーズの手順を踏まえながら、日本の都市域の自然特徴を踏まえたうえで、自社としての重要拠点の検討を行いました。日本の都市域では生物の生育・生息の基盤としての緑地や水資源の量や質、ネットワーク性が重要であることを踏まえて、日本国内で整備されている植生図や衛星画像などの精緻なデータを用い、同一地点を名寄せした1,354地点を評価しました。
本評価では、「Locate」フェーズでの考え方を踏まえつつ、日本の都市域の自然特徴を踏まえた、より精緻な評価と、日本の先住民・地域コミュニティに係る情報に基づく評価などを組み込むことで、下表に提示する5つの評価軸での評価を行いました。比較的自然度が低い都市域や市街地に位置している当社拠点の中でも、生物多様性保全上のポテンシャルが高いと想定された拠点は、170拠点程度でした。今後は、本分析結果に基づき、特に重要度の高い170地点について、環境負荷軽減や生物多様性保全活動に順次対応していきます。
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*自然との接点、自然との依存関係、インパクト、リスク、機会等、自然関連課題の評価のためのアプローチ。LEAPの頭文字はそれぞれLocate(発見)、Evaluate(診断)、Assess(評価)、Prepare(準備)を指す
日本の都市域の自然特性を踏まえた5つの評価軸と当社の重要拠点
横にスクロールしてご確認ください
| 5つの評価軸 | 当社としての 最重要拠点数 |
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|---|---|---|
| 生物多様性保全上 重要エリアとの近接 |
保護地域などの生物多様性保全上重要なエリアとの近接状況を評価(重要野鳥地域や絶滅ゼロ地域等) | 9 |
| 生物多様性 ポテンシャル |
拠点周辺における、生態系ネットワーク構築に必要な緑地や水系資源の量や質の評価 | 134 |
| 開発圧 | 拠点周辺での土地利用転換による生態系への圧力を評価 | 17 |
| 先住民族・地域コミュニティとの関係性 | 先住民族や地域コミュニティの土地などとの近接状況を評価(アイヌ民族の共用林野や、琉球民族の御嶽(ウタキ)等) | 12 |
| 水の物理的リスク | 水ストレス(水需要量/水供給量)、水質、浸水リスクから見た水の物理的リスクの評価 | 0 |
サプライチェーンLEAP分析
TNFDが推奨するLEAPアプローチの手順に従って、コピー用紙のサプライチェーンにおけるトライアル分析を実施しました。
横にスクロールしてご確認ください
| 確認内容 | 備考 | |
|---|---|---|
| 地域 | ブラジル(約58%)、フィンランド(約12%)、チリ(約11%)、ウルグアイ(約10%)、カナダ(約5%)、その他25か国程度(約4%) | 森林名称は不明 |
| 主な樹種 | ユーカリ、アカシア、ナラ、シラカバ | ユーカリが最も多い |
| 製紙工場 | 中国江蘇省蘇州市常熟市 | 中国で製造 |
原産地等は毎年変動するため、今後も定期的にフォローを実施すると同時に、コピー用紙等以外でサプライチェーンにおける購入量が多い物資については、今後も順次LEAP分析等を通じてサプライチェーン上のトレーサビリティー確保に向けて取り組んでいきます。
生物多様性保全にむけた具体取組
当社では、生物多様性に関する世界的な議論を受け、生物多様性の保全に資する自主的な保全活動の取り組みを推進しています。具体的には、全国の地方自治体や環境保全団体等と協働しながら、湿地の保全活動、海の環境保全活動、絶滅危惧種の保全活動等について、当社職員も参画して推進しています。
湿地保全
ラムサール条約登録湿地「春国岱」(北海道根室市)
2013年から毎年、「春国岱」で繁殖する外来植物「オニハマダイコン」の駆除活動に、根室営業部職員が参加しています。
「米湿原」の再生事業への協力(山形県鮭川村)
山形県鮭川村にある米湿原は、希少な動植物が多く生息する自然豊かな場所であることから、山形支社では地域住民や村役場等とともに、米湿原の整備活動に参画しています。
「春国岱」での外来植物駆除活動
「米湿原」の再生事業への協力
絶滅危惧種等保全
オオルリシジミ保全活動(長野県安曇野市)
絶滅危惧種のオオルリシジミを守る活動を、地元と日本自然保護協会が実施しています。安曇野営業部では、幼虫の餌となるクララの植付活動を実施しています。
サンゴ白化対策(沖縄県那覇市)
那覇支社では、沖縄のビーチクリーンアップ活動に参加しています。また、白化するサンゴを守る団体への支援を実施しています。
オオルリシジミの保全活動の様子
ビーチクリーンアップ活動の様子
海洋環境保全
アサリの再生活動(広島県尾道市)
広島県尾道市では、金融法人第二部(地銀担当)・福山支社とともに、アサリの養殖活動を通じた、海底の環境の整備、生態系の回復を促す取り組みに参加しています。
海藻の造成活動(佐賀県唐津市)
佐賀県唐津市の玄界灘では、唐津営業部の職員とともに、CO₂吸収や水質改善、魚介類の生息地として海洋環境保全に大きく貢献する、藻場の造成活動に取り組んでいます。
アサリの養殖に向けた土壌整備・網張の様子
玄界灘での海藻の造成活動
建物緑化への取り組み
当社で保有する全国の営業用・投資用建物における屋上緑化や街路樹設置に積極的に取り組んでいます。
本店東館屋上緑化
本店東館の屋上で、サツマイモ等の栽培を行い、緑を増やし、ヒートアイランド対策を実施しています。
ニッセイ総合研修所の緑化
ニッセイ総合研修所建設時、樹木や花壇を豊富に備えることで、周辺環境や生物多様性に配慮した建物として建設をしています。
隣接地には「ニッセイ思い出の森」があり、計画的に植樹を実施しています。
環境に配慮した建物の建設(淀屋橋ビル)
2022年度、本店東館の隣接地に、投資用ビルとして淀屋橋ビルを建設しました。東館と一体となった並木・街路樹を整備し、当該地域全体で自然環境に配慮しています(大阪市の自生種のカツラやヤマモモなどを選定)。当ビルは「みどりのまちづくり賞(大阪府知事賞)」、「おおさか優良緑化賞(大阪府知事賞)」等を受賞しています。
本店東館屋上でのサツマイモ植付の様子
ニッセイ総合研究所 思い出の森
環境に配慮した淀屋橋ビル
ニッセイ未来を育む森づくり
かけがえのない地球環境を次世代へ引き継ぐことを願い、森林資源の保全に貢献することを目的に、“ニッセイの森”友の会は(公財)ニッセイ緑の財団とともに1992年から森づくりに取組んでいます。これまでに植えた苗木は139万本を超え、"ニッセイ越前の森”の取得により、“ニッセイの森”は47都道府県の211カ所(約477.3ha)に拡がっています。“ニッセイの森”の植樹・育樹(下草刈り・除伐等)には、職員もボランティアとして参加し、環境意識の啓発にもつながっています。また、緑化への取組を積極的に行っている自治体と協力し、公園や埋立地等での植樹・育樹にも力を入れています。
間伐
CO₂吸収・固定効果
2024年度
1,673t
参加者数
2024年度
1,257名
33年間に
約4.3万名が参加

これらの取組が評価され、令和2年度全国育樹活動コンクールにて、農林水産大臣賞を受賞しました。

また、“ニッセイの森”の公益的機能が評価され、「森林×脱炭素チャレンジ2022」にて、「優秀賞(林野庁長官賞)」を受賞しました。
“ニッセイの森”友の会
- 当社の職員を主な会員とするボランティア組織です。“ニッセイの森”等での植樹・育樹活動を行っており、その苗木代や活動経費は会員からの寄付によりまかなっています。
“ニッセイの森”の環境貢献度
- “ニッセイの森”の環境貢献度は林野庁の試算により、以下のとおり評価されています。
(2024年度単年分)- 約5,231名分の年間排出CO2を吸収・固定
- 2リットル・ペットボトル換算で、年間、1億2,717万本分の降雨を貯水、その水質を浄化
- 10tダンプトラック約1,042台分の土砂流出防止
- 経済価値総額13,689.6万円

平成27年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰
(対策活動実践・普及部門)
これらの取組が評価され、環境省主催の「平成27年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(対策活動実践・普及部門)」を受賞しました。
環境問題研究助成
(公財)日本生命財団では、21世紀の社会が活力あふれる真に豊かな社会となるためには、調和のとれた社会・自然環境に支えられた、活力と創造性ある人間性豊かな生活環境を一層確立していくことが重要と考え、豊かな人間生活にとって欠かせない基盤の一つである、環境の改善・充実に資する研究に対し、助成を行っております。
また当助成では、研究の遂行と並び、助成による研究成果の普及を図ることも重要であり、研究成果が社会に受け入れられ実践されてこそ、環境問題への具体的貢献であると考えています。
このため当財団では、研究成果出版物の刊行を支援する成果発表助成、助成成果を報告・討議するワークショップの開催など、助成成果の普及や環境問題の啓発にも注力しております。
2024年度助成「流域治水・遊水地整備事業における生態系機能を活用した自然再生」

2024年度成果出版物
「<よい再エネ>を拡大する」
丸山 康司・本巣 芽美/編著
出版 法政大学出版局[2024年12月刊行]
生物多様性に関する研究助成件数・金額
2024年度
11件
1,765万円
累計(2016年以降)
116件
1億7,240万円
ニッセイ緑の環境講座
(公財)ニッセイ緑の財団は、2001年度より森林や環境への理解を深めることを目的とした公開講座を、市民団体や環境問題に関心のある方を対象に東京・大阪などで「ニッセイ緑の環境講座」として開催してきました。
2023年度は、樹木図鑑作家の林将之氏を講師とし、「クマ問題や樹木伐採問題から考える日本の生態系と自然観」と題して、生態系に関する考察など、昨今話題となっている環境問題に関して講演いただきました。
また、その他にもクラフト作家やインストラクター会等にご協力いただき、「森の植物の歳時記」や、当財団による「“ニッセイの森”の紹介」等、自然に親しんでいただけるコンテンツを発信しております。
ニッセイ緑の環境講座
プラスチック問題への取組
当社は、企業活動におけるプラスチック使用量の削減に向けた取り組みを推進し、世界的課題であるプラスチック問題の解決に貢献しています。
「ニッセイPlastics Smart運動」宣言

紙製ファイル
日本生命グループとその役員・職員は、環境省が主催するPlastics Smart運動へ賛同し、業務や日常生活で使用するプラスチックのリデュース・リユース・リサイクルに努めます。
プラスチッククリアファイルゼロ
2024年度からはプラスチック製クリアファイルの新規購入を廃止し、紙製クリアファイル(エコファイル)の使用を推進しています。不要なプラスチック製ファイルは、社内で再分配する取り組みを実施しています。また、再利用困難なものは、企業のリサイクルサービスを利用し、プラ資源の循環にも貢献しています。
その他の活動例
- 「海ごみゼロウィーク※」への参加
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※環境省と公益財団法人日本財団が実施する共同事業
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- エコバッグを持参し、レジ袋を削減
- ペットボトルを適正に廃棄し、リサイクルに貢献
- マイボトルを持参し、ペットボトル飲料購入量を削減
- その他身の周りのプラスチック製品使用削減、再利用
など

海岸清掃の様子(2024年)
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TOPICS
建築物木材利用促進協定
当社では、老朽化した営業拠点の建て替えを促進しており、これまで『ZEB Ready』※1水準での建て替えを実施しています。
また、2022年9月には『ZEB』※2認証を取得した木造の環境配慮型営業拠点を新設する等、CO2排出量削減に向けて取り組んでいます。
このような背景を踏まえ、当社の「建築物の木材の利用に関する構想」について農林水産省・環境省と連携・協力すべく、「建築物木材利用促進協定」を締結し、2030年度末までに全国で100物件の木造営業拠点の建築を目指しています。
営業拠点の整備にあたっては国産木材を積極的に活用し、建築物の木造化および木質化を地域社会に建物意匠面等で訴求することにより、山村の活性化やネイチャーポジティブへの貢献を目指しています。
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※1『ZEB Ready』:再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物
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※2『ZEB』:大幅な省エネルギー化と再生可能エネルギーの導入で、年間の一次エネルギー消費量がゼロまたはマイナスの建築物
建築物木材利用促進協定締結時の様子(2023.10.17)
環境関係イニシアティブへの参画
当社は、生命保険会社としての社会的責任を果たし、安心・安全で持続可能な社会づくりに寄与していくため、各種イニシアティブに署名・賛同しています。
