保険ってどんなもの?

保険は人生をより安心に過ごすための仕組み。それは長い歴史の中から生まれたものです。
まずは、保険の仕組みと歴史について勉強してみましょう!

保険の仕組み

ある料理教室での出来事です。生徒のAさんはふとしたはずみに大皿を割ってしまいました。

Aさんは、皿代3,000円を弁償しましたが、その時、料理教室の講師の話では、「1年間に10枚くらい割れるんですよ。」ということでした。

そこでAさんは考えました。
「私でなくとも、また、いつか誰かがお皿を割ってしまう。でも、1年に3,000円のお皿が10枚割れるとしたら、30,000円。これを料理教室の会員100名で分担すると年間1人300円ね。これくらいの出費なら誰でも負担にならないんじゃないかな?」

そして、Aさんは会員のみんなを説得してまわり、お皿を割ってしまう可能性に備え、ひとり年間300円を出し合う賛同を得たのです。会員のあいだには、「これで安心してお皿が割れる」と冗談さえも飛び出しました。

実は、このAさんの考え方が保険の仕組みそのものなのです。

言ってみれば、みんなで出し合う300円が保険料(掛け金)、割れた皿の代金が保険会社から支払われる保険金にあたるわけです。

生命保険の仕組み

たくさんの人が、少しずつお金を出し合って

大きな共有の準備財産を作り

仲間に万一のことがあった場合に、残された家族にまとまったお金を出して、経済的に助けあう

「一人は万人のために、万人は一人のために」
それが生命保険の基本精神です。

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