ヘルスケア・福祉 NISSAYペンギンプロジェクト 保育士人材不足解消に向けた持続的な仕組みづくりに関する「エンパワー・サポート株式会社」との包括連携協定締結について

日本生命保険相互会社

日本生命保険相互会社(社長:朝日智司、以下「当社」)は、“みんなで子どもを育てる社会”を目指す「NISSAYペンギンプロジェクト」の一環として、エンパワー・サポート株式会社(社長:高井新司、以下「エンパワー・サポート社」)と包括連携協定を締結しました。本協定を通じ、保育士が安心して働き続けられる環境づくりや、保育の担い手の裾野を広げる取り組みを推進し、保育現場の人材不足解消と子育て世帯を支える基盤の充実に貢献してまいります。

当社は、“子育ての壁や不安がない社会”をみんなで考え、共に作っていく「NISSAYペンギンプロジェクト」を進める取り組みの一つとして、保育業界全体の課題解決の推進に向け、2025年3月に「保育イノベーションコンソーシアム」を発足しました。本コンソーシアムでは、大手保育事業者を中心に計7社が結集し、こども家庭庁や自治体とも意見交換を行いながら、単独では解決が困難な業界課題に共同で取り組んでいます。

近年、女性の社会進出や共働き世帯の増加等を背景に、保育ニーズは高まりを見せています。一方で、保育業界では、保育士を目指す若年層の減少に加え、業務負担の大きさや就労継続の難しさ等を背景とした離職も課題となっており、資格を持ちながら保育現場で働いていない潜在保育士も多く存在するなど、人材不足が深刻化しています。

こうした課題の解決に向けては、若年層をはじめとする幅広い層が保育の仕事に関心を持ち、保育士として働くやりがいや魅力を感じられる機会を創出することや、保育士一人ひとりのライフステージや希望に応じた多様な働き方を可能にし、無理なく保育現場に関わり続けられる環境を整えることが求められています。

エンパワー・サポート社は、多様な就業ニーズに応じた潜在保育士向けの短時間勤務支援サービスに加え、若年層・潜在保育士・保育事業者・養成校・自治体等をつなぎ、保育の魅力を知る機会や現場での体験機会を創出し、就業・復職へ段階的につなげるモデルの構築を進めています。

両社は、本協定に基づき、保育の仕事への関心や理解を深める機会の創出、潜在保育士の復職支援を推進してまいります。これにより、保育士人材不足の解消を図るとともに、保育現場の業務負担軽減や職場環境の改善、安定的な保育運営を支え、子育て世帯を支える基盤の充実に貢献してまいります。

エンパワー・サポート社の概要

1.名称 エンパワー・サポート株式会社
2.主な事業内容 システム開発・保育専門HR事業・保育施設向けコーチングプログラムの提供および講師の育成・保育園、こども園、幼稚園の広報およびマーケティング
3.設立年月 1992年10月
4.本社所在地 石川県金沢市堀川新町2番27号Sビル2F B号室
5.代表者 代表取締役 高井 新司

NISSAYペンギンプロジェクトについて

当社および当社グループは、『誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会』を目指して、あらゆる事業活動においてサステナビリティ経営を推進しており、人・地域社会・地球環境の3つの領域に重点を置き、地域の皆様とともにサステナブルに成長していくことを目指しています。

核家族の進行や女性の社会進出など子育て環境が大きく変化している中、子育ての壁や不安を当事者だけに留めるのではなく、次世代に向けて社会全体で考えるべき問題として捉え、『人』『地域社会』のサステナビリティ向上の一環として、“子育ての壁や不安がない社会”をみんなで考え、共に作っていく「NISSAYペンギンプロジェクト」を推進しています。

このプロジェクトでは、子育てについて考えるきっかけとなる情報発信を通じて、社内外の風土醸成を図るとともに、当社の理念に賛同いただいた企業・自治体と協働し、子育て支援に関する新たな商品・サービス等の価値提供等、社会で支える仕組み作りに取り組んでいます。

本取り組みを通じ、「希望に満ちた未来世代を育む」こと、「活力あふれる地域社会の創出」に貢献するとともに、今後も“安心の多面体”として、子育て期における多様なニーズに応える価値提供を行い、サステナビリティ経営の一層の高度化に取り組んでまいります。

ご参考:NISSAYペンギンプロジェクトのステートメント

NISSAYペンギンプロジェクトのステートメント画像です。

ロゴやステートメントに込めた想い

群れ全体で協力して子どもを育てる習慣のある“ペンギン”をモチーフに、「みんなで子どもを育てる社会」の実現を目指すプロジェクトです。コウテイペンギンは父親と母親が交互に卵を温め、両親が揃って狩りに出かけるときには、クレイシと呼ばれる集団を作って親ではない個体がヒナを守ります。まさに、「子育てしやすい社会をみんなでつくる」を体現している動物であり、このプロジェクトのモチーフに相応しいと考えました。

保育イノベーションコンソーシアムについて

概要

2025年3月に始動した「保育イノベーションコンソーシアム」は、保育事業者単独では実現が困難な、保育事業者が抱える課題の解決に向けた施策を共同、連携して実施することを目的としています。

現在、保育業界では、保育士不足、DXの遅れ等で現場業務がひっ迫しており、IT化等による保育士の負荷軽減を含む保育事業環境の改善が必要な状況です。

このような状況を踏まえ、業務支援システムの開発・導入による業務効率化支援や、共同調達等のコスト削減による保育所経営の安定化支援、潜在保育士の掘り起こしによる人材不足解消、保育士魅力向上施策等を検討・推進しています。また、行政への申請手続きや職員処遇、配置基準、補助金等の各観点での改善要望を取り纏め、こども家庭庁への働きかけを実施しています。

今後、当コンソーシアムの活動の輪を広げ、保育業界全体の持続性向上とさらなる発展に貢献し、日本社会を担う子どもたちの未来と安心して子育てができる社会の実現に向けた取り組みにつなげてまいります。

参画法人

ライク株式会社、株式会社学研ホールディングス、株式会社グローバルキッズ、社会福祉法人すくすくどろんこの会、株式会社ニチイ学館、ニッセイ情報テクノロジー株式会社、日本生命保険相互会社

ステートメント

保育イノベーションコンソーシアムのステートメント画像です。

ステートメントに込めた想い

コンソーシアム各法人で保育業界の課題や目指したい姿の議論を重ねてきた中で、
常に真ん中にある想いは、「こどもたちのために保育の現場がどうあるべきか」です。
こどもたちが初めて社会に一人で立つ場所、
家族にかわって守り・育てる特別な場所である保育園をもっと良くしていきたい。
保育のしごとが好きなおとなたちが、常にゆとりをもち、こどもたちの今と未来に笑顔で寄り添いつづけられるように。
わたしたちが心をひとつに取り組みをつづけていくという決意を込めています。

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