【よくわかる「がん」のメカニズム】
⑤「がん」になったら必要な費用はいくら?
2024.08.30
がんにかかるお金
がんは5年間再発しなければ生きられる可能性が高くなります
※ サバイバー…診断から一定年数後生存している方をいいます。
※ 5年サバイバーの5年生存率…診断から5年後に生存している方に限って算出した、その後の5年間(診断からは合計10年後)の生存者の割合です。






治療のために、5年間分の費用を備えておくと安心です

* がん罹患後に発生した医療費の総額を基に、自己負担割合3割として計算(高額療養費制度適用後の金額)
* 2023年12月現在の公的医療保険制度に基づきます。
新たな治療法にかかる費用
(治療費の自己負担割合)
公的医療保険制度対象の治療等(保険診療)は、1~3割の自己負担となります。 また、保険診療と保険外診療の併用(混合診療)は原則認められていませんが、先進医療等は保険診療との併用が認められており、先進医療に係る費用のみ全額自己負担となります。 なお、通常は保険診療と保険外診療の併用ができないため、公的医療保険制度対象の診察等も全額自己負担になります。



*1 重粒子線治療等の先進医療については、対象となる医療行為や医療機関等に制限があります。また、粒子線治療は、一部のがんで公的医療保険制度の対象となりました。詳しくは厚生労働省のホームページ等をご確認ください。
*2 患者の身長・体重等によって異なる場合があります。基本的には投薬が有効である間は投与を続けるため、1年を超えて投与する場合もあります。12カ月投与した場合: <ザヌブルチニブ> 約2,086万円 <ドスタルリマブ> 約2,102万円
治療費などの支出以外に、収入の減少も大きな負担になることがあります


出典
【胃がん罹患者(男性・15歳~99歳)の5年生存率/ 部位別サバイバー5年相対生存率(2002-2006年追跡例)】Long-term survival and conditional survival of cancer patients in Japan using population-based cancer registry data. Cancer Science 2014; 105: 1480-6.【公的医療保険制度対象の治療費】ニッセイ基礎研究所「2021年度3大疾病への備えと治療の実態に関する調査」から計算【公的医療保険制度対象外の治療費】<差額ベッド代・食事代(標準負担額)>差額ベッド代:1日当たりの差額ベッド代6,620円×平均合計入院日数68日(ステージⅢ・Ⅳ:116日)=約45万円(ステージⅢ・Ⅳ:約77万円)・食事代(標準負担額):1日当たりの食事代1,380円(一般所得者/一般病床等の場合)×平均合計入院日数68日(ステージⅢ・Ⅳ:116日)=約9万円(ステージⅢ・Ⅳ:約16万円)(差額ベッド代:厚生労働省「中央社会保険医療協議会総会(第548回)資料 主な選定療養に係る報告状況」/食事代(標準負担額):2023年度の公的医療保険制度に基づいて計算/平均合計入院日数:ニッセイ基礎研究所「2021年度3大疾病への備えと治療の実態に関する調査」から計算)【治療費以外の費用】日本生命調べ2020年度「インターネットアンケート」の調査結果から計算/(株)ダスキンメリーメイドの「家事おてつだいサービス」※2023年11月現在の標準料金を参考に設定。(11,000円(税込)(標準料金1回・1名・2時間)×12回(1カ月に1回程度))家事・育児代行費用の一例として「家事代行」の費用を記載しております。【先進医療(重粒子線治療・陽子線治療)】厚生労働省「中央社会保険医療協議会総会(第538回)資料(【先進医療A】令和4年6月30日時点における先進医療に係る費用)」から計算【未承認薬・免疫療法(未承認薬)】国立がん研究センター「国内で薬機法上未承認・適応外である医薬品・適応のリスト(2023年3月31日時点のデータ)」【年間収入減少額】<世帯収入額の減少割合(5年間平均)>日本生命調べ2020年度「インターネットアンケート」の調査結果から計算<平均世帯年収>厚生労働省「2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況」
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