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健康コラム

Vol.243 子どものうつ病の特徴と対処法

これまで子どもはうつ病にならないと考えられていましたが、最近の研究で、10歳を超えると子どももうつ病になる可能性があることがわかっています。この記事では、子どものうつ病の特徴や、異変に気づいたときの対処法をご紹介します。

子どものうつ病の特徴

子どもの場合、本当はうつ病なのに「反抗期だろう」「怠けているだけ」と思われやすく、気づかないうちに悪化してしまうことがあります。子どものうつ病の特徴を知っておくと、もしものときも落ち着いて対応できます。

●子どものうつ病の特徴
  • イライラして八つ当たりする
  • 「疲れた」と言うことが増えた
  • 学校に行くのをいやがる
  • 成績が急激に下がった
  • 食欲が低下した
  • よく眠れていない様子だ

子どもは大人と違って自分の心情を言葉にすることに慣れていないため、気分の落ち込みをイライラや怒りなどで表現しがちです。このようなときは、子どもの様子を注意深く見守りましょう。

子どもがうつ病かもしれないと思ったら

子どもがうつ病を発症する原因として、家族や友だちとの関係がぎくしゃくすることや受験勉強のストレス、不慮の事故・災害によるストレスなどがあります。特に2020年以降は新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、休校や移動の自粛など、前例のない出来事が続いており、子どももその影響を受けています。

子どもの異変に気づいたら、「いつもより元気がないけど、何かあったの?」「何か不安なことがあるの?」などとやさしく声をかけ、話を聞いてあげましょう。

話を聞くときは、子どもがリラックスしやすい場所を選びます。悩みを打ち明けられたら真摯に受け止め、「つらかったね」「大変だったね」と声をかけましょう。どんな内容であっても否定したり、責めたりしないでください。また、安易に励ますことも控えてください。

悩みや不安の原因がわかったら、原因を取り除きます。しかし、はっきりとした原因がわからない場合は、児童精神科がある医療機関に相談しましょう。

治療では、まず医師が子どもと家族から話を聞き、病気の説明や治療方法を説明します。その後、子どもに寄り添い、症状を確認しながらこれまでの状況を確認し、元気が出てきたら少しずつ取り組めそうなことを一緒に考えていきます。うつ病と聞くと薬の服用を思い浮かべるかもしれませんが、子どもの場合は副作用が強いことが判明しているため、症状をみながら慎重に使われます。

子どもは自分の内面の変化に戸惑い、誰にも打ち明けずに抱え込みがちです。変化に気づいたらそっと声をかけて、子どもの不安を取り除いてあげましょう。

株式会社SPLENDID在籍 医師 山本 康博
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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