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健康コラム

Vol.172 セカンドオピニオンのメリットと受けるときの注意点

セカンドオピニオンを直訳すると「第2の意見」となり、主治医と別の医師に意見を求めることです。
セカンドオピニオンは、がんなどの重大な病気のときに受けるイメージがあるかもしれませんが、心療内科や整形外科、歯科のような「一般的な病気」の治療でも受けられます。
この記事では、セカンドオピニオンの目的とセカンドオピニオンの受け方について解説していきます。

セカンドオピニオンを受ける目的とは?

セカンドオピニオンを受けるのは「自分が納得できる治療を受けるため」です。
がんなどの重大な病気の治療の選択を迫られたときは「一人の医師の意見だけを聞いて決めてもいいのだろうか」と迷ってしまうのは自然なことです。
命に関わるような病気でなくても、費用の負担が大きい治療や治療後の生活の質に大きく影響する病気であれば、迷ってしまうこともあるでしょう。

このような迷いがあるときは、セカンドオピニオンを受けて診断や治療方針についてより深く理解し、別の角度からの視点・意見や他の治療方法を提供してもらったうえで、自分が納得してから治療を受けることが大切です。

以下のようなときは、セカンドオピニオンを検討しましょう。

  • 主治医に病気や治療方針の説明を受けたが、他の医師の意見も聞きたい
  • いくつか治療方法を説明されたが、どの方法を選べばいいかわからない
  • 他に治療方法がないか知りたい

セカンドオピニオンを受けるメリットって?

セカンドオピニオンを受けることで、別の視点や意見を提示してもらえるだけでなく、「より納得できる治療方法」を見つけられる可能性が出てきます。

また、同じ診断や治療方針が下された場合であっても、治療についてさらに深く理解する機会が得られることになるので、本人は「十分納得した状態」で治療にのぞむことができるでしょう。

セカンドオピニオンは、どうやって受ければいい?

セカンドオピニオンは、以下のような流れで受けます。

  1. 主治医に伝え、セカンドオピニオンを受ける病院を探す
  2. 病院が決まったら、主治医に紹介状や検査結果のデータをもらう
  3. セカンドオピニオンを受ける
  4. セカンドオピニオンが終わったら、主治医に報告する

主治医にセカンドオピニオンを受けたいと伝えることは「あなたを信用していない」と伝えてしまうようで、少し言い出しにくいかもしれません。中には、主治医に伝えずにセカンドオピニオンを受けに行く人もいると聞きます。

しかし、紹介状や検査結果などの「客観的なデータ」がないと、セカンドオピニオンを担当する医師も客観的な判断ができません。
セカンドオピニオンの目的は医師もよく理解していますので、特別気にする必要はありません。きちんと主治医に伝えてからセカンドオピニオンを受けましょう。

また、セカンドオピニオンを受けたら必ず結果を主治医に伝え、これからの治療方針について再度相談してください。
セカンドオピニオン先での治療を希望する場合であっても、そのことをきちんと話し、診断内容や検査結果を引き継いでもらいましょう。

セカンドオピニオンは「納得できる治療」のために必要

セカンドオピニオンは自分が十分納得したうえで治療を受けるために必要ですし、新たな治療方法を見つける機会にもなります。セカンドオピニオンを希望するときはきちんと主治医に伝え、診断内容や検査結果を引き継いでもらい、治療への疑問点や不安感を払拭しましょう。

株式会社SPLENDID在籍 医師 山本 康博
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ