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健康コラム

Vol.148 万が一のために「AEDの正しい使い方」を覚えておこう

夏は行楽シーズン真っ盛りです。旅行は楽しいものですが、突発的なアクシデントが起こる可能性も忘れてはいけません。そこで今回は、万が一事故の現場に遭遇したとき、または事故にあってしまったときのために、「AEDの使い方」について解説していきます。

AEDはいつ使う?

AEDは、心臓がけいれんして血液を正常に送り出せなくなったとき、心臓の拍動を正常に戻すために電気ショックを与える装置です。
倒れている人に意識がなく、呼吸もしていないことを確認したときに使います。

AEDの基本的な使い方

倒れている人に気づいたらまずは肩を軽く叩き「大丈夫ですか?」などと呼びかけて意識を確認し、意識がなければ119番とAEDの手配を近くにいる人に呼びかけます。

そして10秒以内に、倒れている人の呼吸を胸とお腹の動きで確認します。
正常に呼吸があれば体を横向きにして寝かせ、救急隊の到着を待ちましょう。
正常な呼吸ではない場合は「呼吸なし」と判断し、胸骨圧迫で血液を全身に送ります。

AEDが到着したら、すぐに電源を入れ、倒れている人のそばで準備をしてください。
スピーカーから音声ガイドが流れてパネルにLED表示が現れますので、そのままAEDの指示に従いながら、救急隊の到着まで電気ショックと心肺蘇生の両方を行いましょう。

AEDを女性に使うときの配慮

もし、家族や友人でない、見知らぬ女性にAEDを使うことになったら、「蘇生後にセクハラだと思われたら」と不安になってしまうこともあるかもしれません。

「性的な意図がなく、救命行為をAEDの指示どおりに正しく使っていた場合」には、セクハラとして訴えられるようなことはないという意見もありますが、誤解をまねかないためにもある程度の配慮は必要かと思います。

女性に対してAEDを使用するときは、以下のような配慮を心がけましょう。

  • まず、大声で助けを呼ぶ(人垣を作る意味がある)
  • AED使用時にブラジャーを外さなくてよい(その部分を避け、地肌に電極パッドを貼ればOK)
  • 電極パッドを貼ったら、タオルや上着などで肌を隠す
  • 近くに女性がいれば、女性に救命行為を頼んでみる

また、安全にAEDを使うためには、性別に関わらず以下のことに気をつけましょう。

  • 胸が濡れている、塗り薬など何か塗ってある場合は拭き取る
  • 胸に硬いこぶのような出っ張りがある場合(ペースメーカーなどの可能性あり)は、その部分を避ける
  • 胸毛が濃く、電極パッドが肌に密着しない場合は剃る
  • ネックレスやペンダントなどは避けて貼る
  • 電車や車の中など揺れている場所はなるべく避ける

タオルやカミソリは、ほとんどのAEDに付属品として入っていますので、ある場合はそれを使いましょう。

AEDの使い方を理解し、楽しく行楽シーズンを過ごそう

AEDは、特殊な医療知識のない一般人でも使える救命装置です。倒れている人をみつけたら、意識があるかどうかを確認し、呼吸をしていない場合は救命措置を始めましょう。いざというときのために焦らないためにも、使用方法や使用上の注意を覚えておいてくださいね。

株式会社SPLENDID在籍 医師 山本 康博
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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