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健康コラム

Vol.102 更年期と冷え性

女性に多いといわれる冷え性。この冷え性、更年期にも関係があります。ここでは、最初に冷えの原因を、次にその対策についてご紹介します。

ポイントは血液の流れ

冷えの原因を考えるうえでポイントになるのが、手足の血液の流れです。流れが滞ると、「冷え」を感じる傾向があります。血液の流れに関係するのが、筋肉です。筋肉は、第二の心臓といわれ、手足を動かすと、筋肉がポンプのように働いて血流を良くしてくれます。また、更年期症状は主に女性ホルモンが低下することで起こりますが、女性ホルモンの変化は自律神経に影響を与えます。自律神経も血液の流れに関係しているので、この更年期の変化は、血管に作用して血液の流れに影響を与えます。

冷え対策は普段の生活から

冷えは、更年期症状の一つでもありますが、日々の生活の様々な影響によっても起きています。そのため、まずは毎日の生活の中で対策を講じることが効果的です。
対策の一つめは、適度な運動です。運動では筋肉を動かしますから、血流が良くなります。また、筋肉を動かすことで筋肉量が増え、より熱を産生する作用が働くようになります。さらに、適度な運動は、冷え以外の様々な更年期症状も和らげる効果があるといわれています。
二つめは、冷たい外気、冷たい飲み物など、冷たいものはなるべく避けることです。冷たいものは、直接身体を冷やすだけでなく、血管を収縮させ血液の流れを悪くします。

冷え性への薬

上記の工夫を取り入れてもなかなか冷えが改善しない場合は、医療機関を受診し薬を使うことも一つの選択肢です。中心になる薬は、漢方薬です。東洋医学では、冷えは病気と捉えられ、冷えのタイプや体質、他の症状を考慮してどの薬にするかを決めます。また、更年期症状には女性ホルモンを補充する薬を使うことがあります。この場合、冷えに対してというより、ホットフラッシュ(ほてりやのぼせ)など、ホルモン補充薬が効きやすい症状もあるかどうかによって判断することが多くなります。さらに、冷えの原因が神経や血管の病気ということもあるので、冷えが改善しない、症状が強いときには、かかりつけ医などでの診察をおすすめします。

医師(産婦人科) 竹谷 朱
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野 中山健夫教授研究室
提供元:NPO法人エビデンスベーストヘルスケア協議会、株式会社ライフケアパートナーズ

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