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健康コラム

Vol.97 日頃の食生活もお見通し:HbA1c

糖尿病の検査には、血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)があります。血糖値は食事によって、1日の中でも大きく変動します。一方、HbA1cは過去1、2カ月間の血糖コントロールの指標となります。そもそもHbA1cとは、赤血球の中にあるヘモグロビン(Hb)に、ブドウ糖が結合したものです。血糖値が高い人ほどブドウ糖がつく割合が多くなります。そのため、HbA1cの単位は「%」(パーセント)で示されます。
血糖値が高くて、HbA1cが6.5%以上であれば糖尿病と判定されます。高血糖の状態が長く続くと、様々な合併症が起こります。HbA1cが高くなればなるほど、網膜症など糖尿病合併症になる確率が高くなります。糖尿病薬を使用している糖尿病患者さんが、合併症を予防するためのHbA1cの目標は7%未満ですが、HbA1cに30を加えて、体温に例えると分かりやすいのではないでしょうか。37℃(HbA1c:7%)を超えると微熱、38℃(HbA1c:8%)を超えるとかなり高熱、というように。

HbA1cを体温に例えると

外来で血液検査を行うと、血糖値はよいのにHbA1cが高い患者さんがいます。こういった患者さんは、外来の前の日だけ食事や間食を控えていたりします。しかし、医師は血糖値だけでなく、過去1,2カ月間の血糖コントロールの指標であるHbA1cも見ています。つまり、健康診断や外来の受診前だけ食事に気をつけていても、こっそり食べていたことがわかってしまうわけです。HbA1cの値を改善させるためには、1,2カ月前から、つまり日常的に気をつけた方がよいでしょう。

臨床予防医学 坂根 直樹
(京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室室長)
提供元:NPO法人エビデンスベーストヘルスケア協議会、株式会社ライフケアパートナーズ

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