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健康コラム

Vol.96 空腹時血糖とは?

11月14日は「世界糖尿病デー」です。今月は、糖尿病に関するコラムを中心にお届けします。

さて、血液中の糖分(ブドウ糖)の濃度のことを、血糖値といいます。その単位は「mg/dL」です。ブドウ糖が、血液1dL(デシリットル)に、何mg含まれているかを示しているわけです。例えば、血液の量は体重の13分の1程度であり、体重が65kgの人の場合、血液量は約5リットルとなります。この場合、血糖値が100mg/dLだとすると、血液の中に約5gのブドウ糖が存在していると推定できます。わずか5gとは驚きですね。
すい臓から分泌されているインスリンというホルモンが、食事などに合わせて血糖値を微妙に調整しています。この血糖値が異常に増えたのが、糖尿病という病気です。

空腹時の血糖値の正常範囲は70〜110mg/dLです。70mg/dL未満が低血糖、空腹時血糖値が126mg/dL以上は糖尿病が疑われます。110〜125mg/dLは将来糖尿病になりやすい糖尿病予備群と判定されます。

空腹時血糖値の判定

「まだ、糖尿病ではない。糖尿病の気(け)があるだけ」とあなどっていてはいけません。糖尿病予備群は、将来糖尿病になりやすいだけでなく、すでに心筋梗塞などの動脈硬化になるリスクが高まっています。

さて、健康診断ではなぜ空腹時の採血の必要があるのでしょうか。メタボリックシンドロームの判定には空腹時血糖値(110mg/dL以上)が用いられています。そのため、空腹時での採血で行う必要があります。この空腹時というのは、10時間以上の絶食のことを指します。つまり、翌日の8時に採血なら、午後10時以降は絶食ということになります。
血糖値を下げるには運動、体重管理に加えて、野菜の積極的な摂取が大切です。

空腹時血糖については、こちらの健康コラムもご参照ください。
「Vol.68 今話題の「血糖値スパイク」とは何か?」

臨床予防医学 坂根 直樹
(京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室室長)
提供元:NPO法人エビデンスベーストヘルスケア協議会、株式会社ライフケアパートナーズ

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