日本生命のヘルスケア領域の取組みについて

ヘルスケア領域に取組む意義

「人生100年時代」を迎える中、個人においては、より長く健康でありたいというニーズ、企業においては、健康保険組合の財政を健全化したいというニーズや、労働生産性向上に向け従業員の健康問題を解決したいというニーズが高まっております。
こうしたニーズや現状を踏まえ、当社は、「リスクに備える」保険に加えて、「リスクを軽減する」ヘルスケアサービスを提供し、元気な方から病気になってしまった方まで一貫して支援することで、新たな社会的役割を果たしてまいります。また、本業である保険事業の高度化を実現し、お客さまサービスや利便性の向上を目指してまいります。

日本生命済生会(日本生命病院)


▲新病院外観

日本生命済生会は、1924年当社によって『相互扶助』『共存共栄』という生命保険事業の精神を実践する場として設立されました。設立当初より「済生利民(生命や生活を救済し人々のお役に立つこと)」を基本理念とし、2012年4月には、地域に対して「予防・治療・在宅まで一貫した総合的な医療サービス」を提供してきたことが評価され、大阪府より公益財団法人として認定を受けました。
緒方洪庵ゆかりの名門緒方病院の土地建物を継承し、1931年、日生病院を大阪市西区に開院しました。現在では、29診療科、350病床を有し、高いレベルの医療を提供しています。そして、2018年4月30日には、前病院から近隣にある西区江之子島に新病院を新設移転するとともに、「日本生命病院」と名称変更しました。これからも、地域・社会のニーズにより一層お応えできる病院を目指してまいります。

(公財)日本生命済生会 日本生命病院

大学・パートナー企業との共同取組み

当社は、大阪大学のプラットフォーム「産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ」に参画し、今後、双方が持つ医療ビッグデータ等を活用しながら、健康増進・健康寿命延伸や民間保険の商品・サービス強化に向けた共同研究に取組んでまいります。
また、スタートアップを含む様々なパートナー企業と協力し、生活習慣病・糖尿病予防の啓発や早期発見の取組みを行っております。その一環として2020年7月より、糖尿病予備群の方を対象に糖尿病の発症を予防する糖尿病予防プログラムの提供を開始しました。
2021年8月からは、糖尿病予防プログラムをより手軽に、血糖変動のセルフモニタリングによる気づきに焦点をあてた「血糖変動チェックプラン」を提供しています。
加えて、Wellness-Star☆のサービス提供を通じてお客様からお預かりした健康関連データを活用して糖尿病リスクを予測するモデルを開発し、保険者様がよりリスクの高い層を選定して効果的な施策を打てるよう「糖尿病高リスク者抽出サービス」を2021年10月から提供しています。
その他にも、サリバテック社と共同で行っているがんの予防意識向上や早期発見に資する取組み、MICIN社との業務提携によるデジタルセラピューティクス等の共同研究やサービス展開を通じ、ヘルスケアサービスの一層の拡充を目指します。
今後も、大企業・スタートアップ企業を問わず同じ志を持つ企業と積極的に連携強化を行い、様々なスキームで健康増進支援取組みを積極的に展開してまいります。

日本生命の健康増進取組み

個人のお客様

ご契約者限定サービス

法人のお客様

2018年より、企業・団体・健康保険組合・共済組合様向けに提供する健康増進に関するコンサルティングサービスです。

地域・社会

本社役職員

役職員自身の健康増進として、健康増進策の推進とワークライフマネジメントの実践を2本柱とした取組みを行っています。

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生23-172,ヘルスケア事業部