日本生命のあゆみ
日本生命は相互扶助の精神と、「お客様から揺るぎない信頼をいただくために」という方針のもと、長期的な視野に立ち、堅実で健全な経営に努めています。
日本生命は、明治22年7月、「有限責任日本生命保険会社」の社名で、日本で三番目の生命保険会社として発足しました。
当社は、開業にあたり、日本独自の統計にもとづいた初の保険料表(年齢別の死亡率に基いて保険料を算出した一覧表)を完成させ、また、剰余金が生じたときには「契約者への利益配当」を行うこととしました。
そして、明治30年度の第1回大決算で業界初の契約者配当を実施しました。
生命保険は、「共存共栄」「相互扶助」の精神に基く助け合いによる保障の仕組です。
これを会社として行うためには、安定的な経営によってしっかりと保障責任を果たす一方で、配当を通じて契約者の負担を実質的に軽減することが重要と判断したのです。
日本生命はこれからも、この精神を脈々と受け継ぎ、共存共栄・相互扶助の実現に努めてまいります。
創業者 弘世助三郎
本店旧本館(明治35年-昭和34年)

