外国にある第三者への提供について

当社では、自らまたは委託先を通じて外国(本邦の域外にある国または地域をいいます)において保有個人データを取扱う場合、当該外国の個人情報保護に関する制度等を把握したうえで、個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置を講じます。

ご本人の同意を得て外国にある第三者に保有個人データを提供する事例(※)の他、以下の事例において、自らまたは委託先を通じて外国において保有個人データを取扱います。

  • 外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に基づき、お客様が所定の米国納税者の場合、お客様の同意を得て米国内国歳入庁にご契約情報等の報告を実施している事例等。

1. 保有個人データを取扱う外国の名称

当社職員と名刺交換を行った名刺に記載されている個人情報(記載事項(氏名・住所等))のデータ入力作業の一部を、国内委託先を通じて、個人情報保護委員会規則で定める基準に適合する体制を整備している外国企業に委託しています。

委託先外国企業所在国:フィリピン共和国(以下、「フィリピン」といいます)

  • 当該外国委託先では、個人データの取扱いについて当社が講ずべきこととされている措置に相当する措置(以下、「相当措置」といいます)を継続的に実施しています。相当措置の継続的な実施を確保するために講じている措置は、「2.外国企業への個人データの提供」のとおりです。

2. 外国企業への個人データの提供

当社職員と名刺交換を行った名刺に記載されている個人情報(記載事項(氏名・住所等))のデータ入力作業の一部を、国内委託先を通じて、フィリピンに所在する企業に委託しています。

なお、外国委託先に個人データの取扱いを委託するにあたって講じている措置は、以下のとおりです。

➀外国委託先が実施している措置等

当社は、国内企業と委託契約を締結して個人データを外国委託先に提供しており、外国委託先が実施している措置に関して、毎年、直接報告を受けることによりその措置状況を確認しています。

また、国内委託先との契約において、次に掲げる項目等を定めています。

  • 特定した利用目的の範囲内で個人データを取扱うこと
  • 必要かつ適切な安全管理措置を講ずること
  • 従業員に対する必要かつ適切な監督を行うこと
  • 個人データの第三者提供の禁止
  • 契約に定める義務と同等の義務を再委託先に負わせること

➁外国委託先による相当措置の実施に影響を及ぼすおそれのある外国の制度

個人情報保護委員会のWebサイトにおいて、フィリピンにおける個人情報に関する制度が公表されています。
外国委託先による相当措置の実施に影響を及ぼすおそれのある各国の制度については、資料内の「その他本人の権利利益に重大な影響を及ぼす可能性のある制度」をご確認ください。

フィリピンにおける個人情報保護に関する制度(外部サイトにリンクします)

(フィリピン*)https://www.ppc.go.jp/files/pdf/philippin_report.pdf

  • *フィリピンについては「その他本人の権利利益に重大な影響を及ぼす可能性のある制度」として記載されている制度はありません

なお、当社は、フィリピンについて、個人情報保護委員会が公表する情報を毎年確認することにより、外国委託先による相当措置の実施に影響を及ぼすおそれのある外国の制度について確認しています。

➂個人データの提供の停止

外国委託先による相当措置の継続的な実施の確保が困難となった場合は、当該外国委託先への個人データの提供を停止します。

➃本人の求めに応じた提供

お客様から、外国にある第三者への提供に関する情報提供のご依頼があった場合、速やかに対応いたします。

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