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陸上

2025年度 桐生祥秀選手かけっこ教室“Kiryu Challenge Clinic”8県で開催!

子どもたちにスポーツをする機会を通じて「体を動かす楽しさ」や、日本を代表する選手と接することで「夢・感動」を感じてもらうことを目的に、2018年から全国各地で開催しています。
2025年度は8県で開催し、約900名の子どもたちが参加しました。これまでにオンラインを含め、35都道府県計52回開催し、5,900名を超える子どもたちにご参加いただいています。

※2025年12月末時点

かけっこ教室

プログラム前半は、かけっこ教室です。
バランス、ジャンプ、もも上げなどの練習を通じて、速く走るコツを伝授しながら
桐生選手も子どもたちと一緒に実演します。

最後はくじ引きで選ばれた子どもたちとの競走です。
桐生選手のスピードを間近で体感し、会場から拍手が沸き起こりました!
一人ひとりへ桐生選手から参加賞を渡して、前半のかけっこ教室は終了です。

トークショー

プログラムの後半はトークショーです。
9月に出場したばかりの東京2025世界陸上の感想などを聞いたあとは、一人ひとりの質問にお答えします。

――オリンピックとか世界陸上は緊張しますか?わくわくしますか?

桐生選手:どっちもします。緊張はめちゃくちゃしたい派で、緊張している方がレースに集中できてパフォーマンスもあがります。

――走っている時はどんなことを考えていますか?

桐生選手:100mだと10m、20m、30mでやることがかわってきます。区間ごとに『ここはこうする』『ここはこうやって走っていく』と意識しながら練習していて、本番でもそれを考えながら走っています。

――頑張ってもうまくできない時はどうすればいいですか。

桐生選手:ありきたりかもしれないけれど練習をするしかないと思います。でも、練習って時間が多ければ多いほど良いわけでもないし、同じ練習を100回続けたら成功するかと言ったらそれも難しいです。練習は色々なことをたくさんやらないといけませんが、どうすればうまくいくのか自分で考え、試し、それがうまくいった時はとても楽しくなると思います。

――これから運動会で走るのでドキドキしています。力や勇気が出る方法を教えてください。

桐生選手:緊張は一瞬で終わるけれど、後悔はずっと続きます。100mはレース中は10秒で終わるけれど、このレース失敗したなというのは何年経っても覚えています。そうならないためにも後悔しないように走るのがいいと思います。結果はどうあれ、『今日は頑張った!!』と思えれば、それで100点だと思います。

――次の目標を教えてください。

桐生選手:今の日本記録の9秒95を超えることと、日本選手初の9秒8台も目指していきます。

質問コーナーのあとは、サイングッズがあたる抽選会を行い、これでイベントは終了です。

桐生選手からのコメント

陸上の大会で「小学生の時にかけっこ教室に参加しました」と声をかけてもらえることがちょっとずつ増えてきました。会場で再会できるのも嬉しいですし、今日こうして参加した子どもたちがいつか日本選手権などの大きな大会に出てきた時に現役でいられるよう、これからも頑張りたいと思います。

参加者からの感想

  • いっぱい教えてくれてありがとうございました。本気対決、1番遅くゴールしたけどがんばったね!と言ってくれたから最後まで走ってよかったです!また会いたいな!
  • 音に集中して反応するスタートのコツを教えてもらったので、前より速く走れる気がします!来週運動会があります。5年生までずっと1位だったので、今年も1位でゴールします!
  • いつか一緒に走れる日まで、現役で頑張ってください!

今年度、かけっこ教室“Kiryu Challenge Clinic”へご参加いただいたみなさま、ご参加いただきありがとうございました。2026年度も桐生選手と一緒に、全国各地の子どもたちに会いに行く予定です。お楽しみに!

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