SPORTS PROMOTION

車いすバスケットボール

2023年10月1日(日)香西宏昭選手とともに「インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島2023」に参加!

日本生命広島支社、福山支社が当社サポート選手の香西宏昭選手とともに、インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島2023に参加しました。当日は、車いすバスケットボール(以下、車いすバスケ)体験会や、香西選手のトークショーを開催!このレポートでは、トークショーでお話いただいた内容をご紹介していきます。

――車いすバスケの競技の魅力は?

香西選手:車いすバスケは健常者のバスケットボールとほとんどルールが一緒ですが、大きく違う部分もあります。その1つが持ち点制度。障がいの重い人と軽い人、色々な選手がいますが、それぞれの選手に点数が付けられます。コートに出場する5人の選手の合計の持ち点が14点以内にしなければなりません。色々な障がいのある選手が平等に出場できるように考えられたルール。例えば、障がいの軽い選手が出場するときは、障がいの重い選手も一緒に出場する必要があります。それが戦略や戦術に組み込まれているところが魅力です。

――車いすバスケを始めたきっかけは?

香西選手:12歳(小学校6年生)の時に車いすバスケの体験会に参加したことがきっかけです。それまでは、バスケットボールに全く興味が無く、野球が好きでした。しかし、体験会で競技用車いすバスケ車に乗ってみると、普段の車いすと全く違って、スムーズに動けるのがとても楽しくて、魅力にはまっていきました。

――香西選手にとってのインクルーシブとは?

香西選手:12歳で車いすバスケを始めましたが、大人のチームに混じってやっていました。一番年の近い方で12歳上の24歳でした。チームスポーツだと特にだと思いますが、障がいがあったり、車いすに乗っていたりしている子どもが、同年代で継続的にスポーツをする機会を得ることが難しいと感じていました。
そこで今年5月から子どもたちのための車いすバスケアカデミーをスタートしました。そこでは、車いすユーザーの子どもが9人、障がいのない子どもが2人で一緒に車いすバスケを行っています。
国内の車いすバスケの大会では、健常者の方も出場して良いルールになっています。障がいの有無、男女、国籍、年齢等、それが理由で選択肢が狭まる、可能性が狭まるというのはとても勿体ないと思います。お互いの違いを押し付け合うのではなく、認め合うことで、選択肢や可能性が広がっていくこと、そしてそれが誰にでも当たり前にあることがインクルーシブなのではないかと思っていますね。

――車いすバスケをやって良かったなと思うことは?

香西選手:もともと野球が好きだったが、当時(香西選手が子どもの頃)は車いす野球がありませんでした。何かしらスポーツがやりたいと思っていたところ、車いすバスケに出会えたことは幸運でした。車いすバスケを通じて、色々な人に出会えて、世界中に友達やライバルが増えたことがとても良かったです。自分が打ち込めるものに出会えた、それがたまたま自分は車いすバスケでした。

――今後の目標は?

香西選手:東京パラリンピックでは車いすバスケ男子チーム史上初の銀メダルが獲得できました。色々なことが繋がって、重なって獲得できたメダルだと思っています。2大会連続でメダルを獲ることで、初めて強豪国の仲間入りができると思っています。
パリパラリンピックでもメダルを獲りたいと思っています。

日本生命は、一人でも多くの方に車いすバスケットボールの楽しさを感じていただける機会を増やすため、全国の支社で自治体や小中学校等と連携し、日本代表選手方との共同取組による車いすバスケ体験会・講演会を行っています。
日本生命は、すべての車いすバスケットボール選手とそれを支えるすべての人々を応援し、日本中に車いすバスケットボールの感動と興奮を広げていきます。

SHARE

  • X
  • Facebook
  • LINE
取り組み一覧へ