生命保険は中世ヨーロッパの都市で組織された同業者組合である「ギルド」ではじまったともいわれています。
この「ギルド」では、仲間同士で仕事で困った時の資金援助や、病気やケガで働けなくなった時や、死んでしまったときの遺族への生活援助などをしていました。
さらに17世紀には、イギリスのセントポール寺院で、仲間に万一のことがあった時の香典をだすために、毎月一定額を払い込むという制度ができてきます。
しかしこの制度は、皆が同じ金額を支払っていたために、組合員が減るなどすると、約束した香典の金額を支払うことができなくなってしまい、潰れてしまいました。