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健康コラム

Vol.53 お薬、上手に服用できていますか?(後編)

服薬の用法について

前回、薬を効果的に利用するには、服用する用法、用量、期間を守ることが大切とお話ししました。中でも、用法、つまり薬を飲むタイミングについて、間違った理解をしている場合が多いので、以下で詳しくご紹介します。

服薬のタイミング

(執筆者にて作成)

薬局を活用しよう

その他にも、薬を服用するにあたっては飲み物や、食べ物によっても薬の効果が弱まったり、強まったりすることがあります。例えば、胸やけを抑える薬を炭酸飲料で飲むと、薬が炭酸を中和するために使われてしまい、効果が弱まってしまいます。また、抗生物質には、牛乳で飲むと牛乳のカルシウムと結合して吸収が悪くなるものもあります。薬は多めの常温の水または白湯で服用するようにしましょう。
他にも、薬とサプリメントの飲み合わせなど、薬局で薬をもらう時に気になることがあったら薬剤師さんに聞いておきましょう。

お薬手帳を活用しよう

みなさんは、お薬手帳を持っていますか?お薬手帳は、自分が使っているお薬を記録する手帳です。薬局でもらえますが、自分のお気に入りのノートを「My お薬手帳」にしてもよいのです。薬局で薬をもらうと、薬剤師さんが手帳にシールを貼ってくれます。シールには薬の名前、用法・用量、日数(何日分の薬か)が書かれているので、もらった薬の服用方法を確認することができます。また、薬をだす薬剤師がお薬手帳の中の記録を確認することで、薬の重複や飲み合わせなどをチェックして副作用が起きるリスクを減らすことができます。過去にかかった病気やアレルギーがでた薬、最近の血液検査の結果や、服用しているサプリメントなどを記録しておくと、薬剤師が薬の服用のアドバイスをする手掛かりとなります。また、お薬手帳は、旅行や災害などの緊急時に、自分がどんな薬を服用しているか、医療関係者に伝えるのに役に立ちます。実際に、東日本大震災時にもお薬手帳が役立ちました。
「My お薬手帳」、ぜひ活用してくださいね。

前後編2回で「お薬の上手な服用」についてお話しました。みなさんがお薬を使用するときの参考になれば幸いです。

薬剤師 博士(社会健康医学) 仙石 多美
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野 中山健夫教授研究室 研究員
提供元:NPO法人EBH推進協議会、株式会社ライフケアパートナーズ