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健康コラム

Vol.38 歯周病あなたは大丈夫?

11月8日は「いい歯の日」です。
1993年(平成5年)に、日本歯科医師会が11月8日を「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせで設定しました。いい歯を保つためにも、歯周病についてご紹介しましょう。

歯周病って何?

歯周病は、主に歯周病を引き起こす細菌の感染によって歯の周りの組織に炎症が起こる病気で、歯を失う一番大きな原因となっています。歯を失うと食事がしづらくなるなど、日常生活に支障をきたします。また、歯や口の中の健康を保つことは、単に食べ物を噛むというだけでなく、食事や会話を楽しむなど、人間が豊かな人生を送るためにも大切です。

現状と問題点

わが国は、2007年(平成19年)に「超高齢社会」に突入し、世界でも有数の長寿国です。厚生労働省が発表した「平成28年歯科疾患実態調査」の結果によると、80歳で自分の歯が20本以上残っている「8020(ハチマルニイマル)」を達成した人の割合が51.2%となり、2人に1人以上となりました。これはとても喜ばしいことです。一方、歯周病にかかっている人の割合は依然として高く、歯周病を有するお年寄りや病気の人が増えることが、今後問題になると考えられます。他の重い病気にかかったり、寝たきりになったりしてから歯の治療を受けるのは大変ですので、普段から歯を健康な状態に保っておくことが大切です。

歯周病が全身に影響する?

歯周病の困った点は、口の中だけではなく、全身の健康にも関連しているということです。たとえば、歯周病は、糖尿病の第6の合併症ともいわれ、相互に悪影響を与えていることが分かっています。そのほかにも、歯周病が心疾患、脳血管疾患、肺炎など全身の病気の一因となることが分かってきています。

ではどうすれば良いの?

歯周病は予防できる病気といわれています。歯周病予防のためには歯磨きはもちろん、喫煙やストレスを避け、生活習慣を改善することも大切です。歯周病は自分で気がつかないうちに発生し、ある程度進行してから症状が出ることが多いため、定期的に歯科を受診し、早めに治療を受ける習慣をつけることが大切です。自分はまだ大丈夫と思わずに、一度歯科医院を受診して、歯周病の検査をしてもらいましょう。

歯科医師 口腔外科学会認定医 福原 紫津子
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野 中山健夫教授研究室
提供元:NPO法人EBH推進協議会、株式会社ライフケアパートナーズ