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健康コラム

Vol.14 高血圧予防“最前線”(前編)

高血圧は、その原因によって「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の2種類に分けられます。高血圧全体の9割を占めるのが「本態性高血圧」。食塩のとりすぎやストレス、肥満などがおもな原因ですが、原因のあまりはっきりしていないものも含めて「本態性」という分類がされています。
一方の「二次性高血圧」は、腎臓や副腎の病気が関係しています。今回は、本態性高血圧の話に絞りましょう。

「本態性高血圧」の原因として多いのは、やはり「食塩」のとりすぎや「ストレス」過多、「肥満」そして「年齢」等の要素です。
血圧の数値に「至適血圧」というものがあります。これは理想的な血圧という意味で、基準は120/80未満です。一般に血圧が高いといわれるのは140/90以上。収縮期血圧(上の血圧)の数値だけで至適血圧と高血圧を比較してみると、120と140で、その差はたった20です。
一方、脳卒中や心筋梗塞などの死亡率で比較してみると、140の場合には至適血圧の3倍、160を超えると5倍、180を超えると9倍にもなります。血圧の上昇に比例して、病気、そして死亡のリスクも確実に上昇していきます。

では、どうすれば血圧を下げられるのか?血圧を下げる薬はいろいろありますが、薬以外で血圧を下げられるのならそのほうがいい。まずは「減塩」です。それから、意外と知られていないのが「カリウム」を摂ること。そして「減量」、「節酒」、「運動」。
次回は、この5つについてご説明しましょう。

臨床予防医学 坂根 直樹
(京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室室長)
提供元:NPO法人EBH推進協議会、株式会社ライフケアパートナーズ