コーポレート・ガバナンス体制
当社は、経営の適正性の確保や透明性の向上に向け、コーポレート・ガバナンス体制の構築に努めています。
具体的には、相互会社としての仕組(次頁の「相互会社運営」をご覧ください。)を通じ、より広くご契約者の声を経営に反映させる体制を構築するほか、外部の視点を積極的に取り入れ、経営への牽制機能を確保するため、「社外役員の招へい」、「業務監視委員会の設置」を行っています。また、内部監査機能を担う「検査部」を設置し、経営の適正性の確保に努めています。

取締役会
取締役会は、総代会の意思決定にもとづき、重要な業務執行の決定を行うとともに、取締役の職務の執行を監督します。当社では、取締役会を組織する取締役は、社外から招へいした4名の取締役(うち3名は法律上の社外取締役)を含む計18名体制としています。そのうち、各事業領域を担当する取締役は原則として執行役員を兼務し、自ら業務執行を担うこととしており、これによって、取締役会における業務執行の決定機能と監督機能の一体性を確保し、執行現場の実情を直視したトップマネジメントを実現する体制としています。
監査役・監査役会
監査役は、取締役会等の重要な会議への出席等を通じ、取締役の職務の執行を監査します。また、監査役会は、監査に関する重要な事項の協議または決議を行います。当社では、監査役6名のうち4名を社外監査役(うち1名は常勤)とするほか、会計監査人および検査部と監査計画・実施状況・結果について定期および必要に応じ適宜意見・情報交換を行う等の緊密な相互連携体制を構築する等、監査機能の強化・充実を図っています。
業務監視委員会
業務監視委員会は、社外取締役全員、社員(ご契約者)3名、検査部を専管で担当する取締役を構成員とし、取締役会に直結した機関として取締役会からその監督機能の委嘱を受け、会社の業務執行全体に対する監督・監視を行います。
また、検査部担当取締役が業務監視委員会の審議・決議内容に従い、検査部を指揮・命令していくことで、内部監査の実効性を確保しています。
相互会社運営
長期の保障責任を担うのに相応しい相互会社
当社は「相互会社」の会社形態を採っています。相互会社は、「相互扶助」の考え方に基づき、保険のご契約者を社員としてご契約者の声を経営に反映するとともに、剰余金の大半をご契約者に配当として還元する、という会社形態で、これは、長期の保障責任を担う生命保険会社に適していると考えています。
相互会社の良さを追求した経営として、まず、長期の保障責任を果す基盤となる自己資本の増強と、ご契約者への配当の充実を、バランスを取りながら進めています。
当社の自己資本(基金・諸準備金等)は平成22年度末で2兆7,673億円を確保しており、平成22年度決算では配当還元率を100%としました。今後もお客様還元を目指してまいります。
自己資本の平成22年度末の水準は、厳格なリスク評価を踏まえた必要水準である「最適自己資本」の61%に相当します。ご契約者への配当とバランスを図りつつ、自己資本充足率の向上を目指します。
「総代会」・「総代懇談会」・「ニッセイ懇話会」
「総代会」は、社員総会に代わるべき機関として設置され、社員の中から選出された総代により構成されます。これは株式会社における株主総会に相当する位置付けにあり、経営に関する重要事項(定款の変更、剰余金の処分、取締役・監査役の選任等)の審議と決議を行います。
「総代懇談会」は、総代による経営チェック態勢をより充実させるため、総代へ上半期業績や経営課題への対応を報告し、幅広いご意見をいただく場として昭和37年から、当社独自の取組として始め、毎年開催しています。
「ニッセイ懇話会」は、広く全国各地のご契約者に、当社の事業活動を説明し、経営全般や商品・サービス等に関するご意見・ご要望をおうかがいする場として、昭和50年から、毎年開催しています。主なご意見・ご要望とその対応は、総代会や評議員会に報告しています。また、総代や当社役員も多数出席し、ニッセイ懇話会と総代会および総代懇談会の相互の連動性を高める取組も続けています。
第64回定時総代会(平成23年7月)
平成22年度 ニッセイ懇話会
情報開示
当社の経営情報について、正しく、かつタイムリーにご理解いただけるよう、各種ディスクロージャーの充実に努めています。


