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高齢・医療分野への貢献

日生病院

 (財)日本生命済生会は、「済生利民」を基本理念とし、大正13年の設立以来、医療を通じた社会貢献に一貫して取り組み、昭和6年に「日生病院」を大阪市に開院しました。今年で開院80周年を迎える日生病院は、18の診療科、350の病床を有する研修指定病院・大阪府がん診療拠点病院として、医師の育成をはじめ、高いレベルの医療(日本医療機能評価機構の認定(Ver.6.0)を取得)を地域の皆様に提供しています。さらに、人間ドック等幅広い健康づくりをサポートする「ニッセイ予防医学センター」、退院後の在宅医療をサポートする「日生訪問看護ステーション」といった「予防・治療・在宅看護」が融合した総合医療の提供を通じ、地域の医療・福祉に大きく貢献しています。
※"済生"とは生命や生活の救済を"利民"とは人々のお役に立つ事を意味します。

日生病院

無料・低額診療等の実施

 (財)日本生命済生会は、昭和31年から第二種社会福祉事業である生計困難者を対象とした無料・低額診療(平成22年度実績:3万8,741名)や、児童養護施設など社会福祉施設での無料健診(平成22年度実績:48施設、4,531名)を続けてきました。
 また平成20年度からは地域の子ども達を対象に「ニッセイ夏休みこども医療体験」を、平成22年度からは地域の母子家庭の母親を対象とした無料乳がん検診を行政とも連携し公募により実施する等、地域福祉の取組を強化しています。研究誌「地域福祉研究」の発刊も継続しています。

検診車

ニッセイエデンの園

 (財)ニッセイ聖隷健康福祉財団が運営する「ニッセイエデンの園」(奈良:平成4年開園、松戸:平成9年開園)は、有料老人ホーム、疾病予防運動センター、高齢者総合福祉センター、在宅介護サービスセンター等を整備した、高齢者の健康・福祉のための総合施設として、厚生労働省の「ふるさと21健康長寿のまちづくり事業」の認定を受けています。両施設とも地域に根ざした活動を通じ、高齢者の健康・安心・生きがいの増進を目指しています。

松戸ニッセイエデンの園

奈良ニッセイエデンの園

介護福祉士等育成の奨学金助成

 (財)ニッセイ聖隷健康福祉財団では、平成元年から介護福祉士志願者を対象に、平成6年から理学療法士・作業療法士志願者も対象に加えて、奨学金助成を行っています。
 平成22年度給付実績は50名、1,192万円です。22年間の累計給付額は2億1,682万円、給付を受けた卒業生は432名となりました。

高齢社会助成

 (公財)日本生命財団は、昭和58年より高齢社会助成を行っています。
 平成22年度は、認知症高齢者ケア、高齢社会における地域福祉・まちづくり、高齢者の社会参加のシステムづくり等をテーマとして、先駆的事業を行う地域のNPO法人や、実践的研究を行う大学の研究者等に助成を行いました。平成22年度は合わせて19件、3,000万円、これまでの累計実績は438件、14億1,495万円になります。
 また、これらの事業や研究の成果を社会に還元するために、高齢社会シンポジウムおよびワークショップを開催しています。

高齢社会シンポジウム

生き生きシニア活動顕彰

 (公財)日本生命財団では、元気な高齢者が主体的な役割を担いながら青少年の健全育成、障がい者・高齢者支援、地域奉仕等の地域活動を行う団体に対し、平成19年より都道府県知事の推薦に基づき顕彰助成を行っています。
 平成22年度は全国各地の177団体に対し総額1,020万円の助成を行いました。これまでの累計で約500団体、総額3,000万円を超えています。

郷土文化の伝承を通し子どもたちとの交流に取り組む
「種子島の語り部 ぢろ(囲炉裏)の会」

東京大学 高齢社会総合研究機構(IOG)の研究活動への支援・参画

東京大学「高齢社会総合研究機構」(以下「IOG=The Institute of Gerontology」)は、平成18年4月に設置された「ジェロントロジー寄付研究部門」が、平成21年4月より昇格した組織であり、国内初の本格的なジェロントロジーの研究教育組織です。

高齢化先進国として世界の先頭を走る日本は、やがて20年後(2030年)には、3人に1人が65歳以上となる本格的な超高齢社会を迎えることになります。高齢化の進行は、医療費の増大、要介護高齢者の増加、若年層の社会保障費の負担増といったネガティブな面が強調されがちですが、高齢化に伴う課題を解決して、日本の新たな発展の道筋を築いていくことが大切です。

IOGは、「高齢者が安心して豊かに暮らせる活力ある社会」の実現を目指し、東京大学の全学(医学・経済学・社会学・工学等)の知を結集して、高齢化に伴う課題解決に挑んでいます。

IOGの大きな特徴は、研究領域に留まるのではなく、行政(自治体)や企業とも連携を取る中で、研究成果の社会への還元・政策への提言等、知の実学化により、社会の発展を目指していくことにあります。

日本生命グループ(日本生命、ニッセイ基礎研究所)と東京大学の関わりは、寄付研究部門が設置された平成18年以来となりますが、日本生命グループは引続き、高齢者が活き活きと暮らせる社会、更には活力ある日本社会の実現を目指すIOGの力強い取組みへの支援・参画を行って参ります。

具体的な研究活動としては、柏市・UR都市再生機構との共同事業である団地再生プロジェクト等が進行しています。

IOG

IOGのロゴデザイン
  • 「IOG」と長寿の象徴である「100(歳)」が重ねて見えるデザインです。
  • 「G」は刻み続ける「時計の針」を象徴し、100までの時の流れを表現しています。
  • 「100」と「時計の針」により、誰もが100歳までの素敵な人生をおくれるようにという願いが込められております。

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