総代とその選出

総代

定款の定めにより、総代の任期は4年(重任限度は通算8年)、定数は200名とされています。
総代は、社員を代表し、多様な視点から経営のチェックを行うため、全国各地より、職業・年齢等の面で幅広く選出されています。また、総代は、実際に総代会へ出席し、実質的な審議を行うことが求められています。

当社の総代の定数は、こうした観点から、適正な水準にあるものと考えています。

総代の選出

総代の選出にあたっては、総代会に社員の総意を適正に反映させる観点より、社員の中から、特定の社員の利益に偏ることなく、社員全体の利益を代表しうる方を選出することが求められています。このため、総代候補者選考委員会が総代候補者を推薦し、その候補者に対して社員の意思を直接反映できるよう、社員投票を実施する方式を採用しています。

毎年、ニッセイ懇話会において、社員の皆様から経営に対する様々なご意見・ご要望をお伺いしており、これに出席いただいた社員の皆様からも総代が選出されています。総代になることを希望する社員が、総代候補者に直接選考されうる方法は採用していませんが、ニッセイ懇話会に参加いただいた方からの選出を積極的に行うことで、選出方法の多様化を図ってまいります。

総代候補者選考委員会

総代候補者選考委員会は、社員の中から総代会で選任された選考委員で構成され、総代候補者の選考基準を定め、社員の幅広い層から候補者を選考します。総代候補者選考委員会は、事務局長を社外の方から選任するなど、独立性を確保し、候補者選考過程における公正の確保、透明性の向上に努めています。

総代候補者選考基準

  • 1. 資格要件
    • (1) 当社の社員(ご契約者)であること
    • (2) 他社の総代に就任していないこと
  • 2. 適格基準
    • (1) 生命保険事業および当社経営に深い関心を持ち、総代として相応しい見識を有していること
    • (2) 総代会等への出席等、総代としての十分な活動が期待できること
    • (3) 社員全体の利益の増進を図るため、総代会等の場で公正な判断等を行い、また必要に応じ、当社経営への提言やチェックを行うことが可能なこと
  • 3. 選考の視点

    総代の社員代表機能と経営チェック機能を重視する観点に立ち、幅広い層からの選出を行う。

    • (1) 社員代表機能の面では、地域・年齢・性別等のバランスに配意した人選を行う。
    • (2) 経営チェック機能の面では、職業あるいは専門性等にも配意しつつ、経営的視点・消費者的視点・専門的視点など、多様な視点から、当社経営への提言やチェックをいただけるよう人選を行う。

社員投票

総代候補者選考委員会で選考された個々の総代候補者について、全社員による社員投票を行います。個々の候補者に対する不信任投票の数が、社員総数の10%に達しない場合は、これらの候補者が総代として選出されます。

総代名簿

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